4月17日からの国内ニュース

*19日、ハノイで、ベトナム共産党書記局の主催により、第12回党大会決議を貫徹する全国会議が行なわれました。この会議は、全国の各省庁、機関、部門、団体の幹部らを対象に、第12回党大会の決議の重要な内容や、新しい点などを紹介し、各省庁、機関、部門、団体がこの決議の履行にあたり行動計画を早期に立案することを目指すものです。会議の冒頭で、グエン・フー・チョン党書記長は次のように語りました。

(テープ)

「我々は第12回党大会の決議を十分に理解する必要があります。この会議は全党、全国民、全軍、幹部全員の認識向上を目指す重要な意義を持つ活動です。また、党建設事業、腐敗防止などにも役立つものです。」

他方、今週、チョン書記長は汚職防止対策中央指導委員会の会議を主催しました。席上、チョン書記長は関係機関に対し、深刻な事件の調査、起訴、裁判を加速するよう求めました。

*19日、ハノイで、気候変動に関する国家委員会委員長を務めているグェン・スアン・フック首相は同委員会の第7回会議を行ないました。会議で、フック首相は各部門や 機関に対し、中央から地方レベルまで各レベルの気候変動に携わる機関を健全化し、気候変動に関する政策や法律を完備させる必要がある」と強調しました。

*21日、ハノイで、フック首相は計画投資省、財政省とそれぞれ会合を行いました。、計画投資省との会合で、フック首相は今年の第2四半期と今後5年間の行動計画をできるだけ早く立案する必要があると指示しました。また、「経済体制の完備や、政策の点検・改正は死活問題である」と強調しました。一方、財政省との会合では財政省に対し、公的債務の処理や汚職・浪費、支出超過の防止を目指して、適切で具体的な行動計画を作成すると同時に、政府と力を合わせ、経済社会発展計画の達成に尽力するよう求めました。

*ベトナム祖国戦線中央委員会によりますと、現段階で、国家選挙評議会に提出された中央機関と全国の各地方の候補者名簿には879人がいます。ベトナム祖国戦線中央委員会幹部会のレ・バ・チン副議長は「候補者の推薦のため行なわれた第3回協議の後、各レベルの選挙評議会に提出された正式名簿にある候補者は法律を基礎に、選挙戦に参加する権利がある。その理由で、祖国戦線は有権者との会合や選挙戦への参加などにおいて推薦候補者と自選立候補者との公平を確保するため取り組む必要がある」と明らかにしました。

*4月21日の「ベトナム書籍の日」にあたり、20日、全国各地で、様々な活動が行われています。20日から24日にかけて、ハノイで、第3回「ベトナム書籍の日」というイベントが開かれました。このイベントには、およそ90の出版社が参加しています。出版・印刷・発行 局のチュ・バン・ホア局長は次のように語りました。

(テープ)

「このイベントは、ベトナム民族の向学心の伝統を発揮する有意義な活動一つです。そこで、これは書籍を紹介する見本市としてだけでなく、読書の奨励と読書推進運動の発展、本を読むことの大切さの向上に繋がっています。」

一方、北部山岳地帯のハザン省、イエンバイ省、ランソン省、中部高原地帯コントゥム省などでも「書籍の日」を記念するイベントが行われました。

*20日から22日にかけて、中部カインホア省で、第12回全国ラジオ放送フェスティバルが開催されました。「マルチメディアを基盤とする現代ラジオ放送」をテーマとする今年のフェスティバルはVOVベトナムの声放送局とカインホア省放送局の共催で行われました。フェスティバルには78の放送局が参加し、265の作品が応募されました。なお、全国ラジオ放送フェスティバルは2002年に初めて開始されて以来、2年ごとに開催されているイベントです。

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