4月19日から一週間の主な国内ニュース


*  今週、グエン・フー・チョン党書記長は北部山岳地帯ランソン省とカオバン省を訪れ、これらの地方の新農村作り運動の実施状況や、党建設活動などをを視察しました。地元の指導部や農民との会合で、チョン書記長は、農民の収入向上や、経済発展事業などに収められてきたこれらの地方の成果を高く評価しました。その上で、効果的な農業生産モデルを省内に拡大させるよう要請しました。


*  今週、グエン・タン・ズン首相はベトナム農民協会中央委員会と会合を行ないました。席上、ズン首相は今後も、各レベルの農民会は中央から地方までの関係各機関との 協力を強化し、経済社会発展任務を全うするとともに、生産競争運動、貧困解消、新農村づくり運動を促進し、国防・安全保障の確保に貢献する必要があると強 調しました。

これとは別に、同日、ズン首相の主催により、「2020年までにベトナムを近代的な工業国にするためのインフラ整備」と題するベトナム共産党中央委員会の13号決議の3年間の実施状況を総括するオンライン会議が開催されました。

席上、ズン首相は、「公共投資への管理の強化、および公共施設への投資の調達多様化は、経済社会の発展、国民の生活改善、国の安全保障を促進している」とし、次のように述べました。

(テープ)

「ベトナムの体制と法律は大きく改善されましたが、改正すべき問題もあります。このため、法律や、行政手続を点検するよう求めます.また、国家の資本金の効果を向上させていく必要があります。」


*  今週、チュオン・タン・サン国家主席はインドネシア大統領の招きに応じて、アジア・アフリカ首脳会議に出席しました。

会議で、サン主席は演説し、その中で、「60年前にインドネシアで開かれた“バンドン会議”はアジア・アフリカ諸国の国民が民族独立を勝ち取るため、立ち上がり、全面的に発展してきた」と強調した上で、「“侵略や武力行使などによって他国の領土を侵さない”、“国際紛争は平和的手段によって解決する”などバンドン会議で打ち出された10原則を遵守する必要がある」と述べました。

また、「バンドン会議の原則はベトナムの外交政策に盛り込まれた。ベトナムは常にアジア・アフリカ諸国との伝統的友好関係を優先的に促進する。ベトナムは2015年をめどに、アセアン経済共同体の構築のため全力を尽くしている」と述べ、次のように語りました。

(テープ)

「ベトナムはアセアンとアフリカを始め、世界各国を結ぶ海上交通の要衝として活躍しているベトナム東部海域、いわゆる、南シナ海の平和、安定の維持と海上 航行の自由、安全保障のため取り組んでいます。ベトナムは1982年の国連海洋法条約などを始め、国際法の遵守を基礎に、紛争を平和的措置で解決する主張 を堅持しています。ベトナムは発展途上諸国の発言力の向上のために、国際の場における政策制定作業に積極的に参加しています。」

会議の際に、サン主席は、日本の安倍首相を始め、各国の指導者らと個別会見を行い、関係強化策などについて話し合いました。


*  今週、4月30日の南部解放・祖国統一記念日を祝う様々な活動が行われています。中でも、展示会や、シンポジウム、復員軍人の集い、老革命家や、青年ボランティア隊の元隊員の集会などがあります。これらは若い世代の教育に役立つと見られています。


*  今週、ロシア革命の指導者レーニン生誕145周年を祝う様々な活動が行われました。22日、ハノイ市党委員会の指導部は市内の公園にあるレーニン像に花輪を捧げました。また、「ニャンザン」や、「クアンドイニャンザン」などの有力紙はレーニンの功績を讃える記事を掲載しました。

 

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