* ハノイで、第13期国会常務委員会第27回会議が続いています。今週は、民事裁判判決施行法、国民身分証明書法案、戸籍法案、投資法改正案、人民裁判所組織法改正案、企業法改正案などについて討議が行われました。また、議員らは2015年の立法計画についても意見交換しました。そのほか、役職者に対する信任投票や、国民の陳情訴訟の処理なども主要議題となっています。グエン・シン・フン国会議長はこれらの問題を解決するために法律を改正・補充するよう提案しています。
* 今週、チュオン・タン・サン国家主席はベトナムを訪問中の抗仏闘争中にベトナムを支援していた中国の元軍事顧問の親族代表団と会見しました。サン主席はは「ベトナム国民は常に中国国民との友好関係を重視している」と明らかにすると共に、同代表団のメンバーらが引き続き両国の友好関係作りに寄与してゆくよう希望を表明しました。
* 23日午前、国会・社会問題担当委員会は2005年から2012年期の貧困解消政策の実施状況に関する国会常務委員会の監査結果の報告案を聞きました。この席で、貧困政策の成功が評価されたほか、党と国家、各レベルの地方行政、社会団体、企業、個人、そして全社会が貧困解消を第1の優先課題と見なしていることが強調されました。会議で、ブー・バン・ニン副首相は次のように語りました。
(テープ)
「貧困解消活動は全国規模で全面的に進める必要があります。また、貧困率が高い地方を優先すべきです。これらの地方を支援するために、政策や、財源などの面で準備しなければなりません。
* 25日午前、ハノイで、民族評議会、国会の社会問題担当委員会は貧困解消に関する政策について説明会を開きました。この席で、民族委員会、労働傷病軍人社 会事業省、農業農村開発省は2005年~2012年までの少数民族の人々を対象とした貧困解消政策の実施状況を報告しました。 また、説明会では少数民族の人々を対象とする貧困解消政策の実施における中央から各地方までの行政府の責任を明確にすると共に、今後の行動計画が出されました。
* 21日、中部高原地帯ティグェン地方にあるブオンマートート市で、ベトナム・カンボジア・ラオス開発の三角地帯のパートナーによるフォーラムが開かれました。フォーラムでグェン・スアン・フック副首相はこの開発の三角地帯の構築に対するベトナム・カンボジア・ラオスの政府と関連各地方の努力を高く評価し、次のように語りました。
(テープ)
「ADBアジア開発銀行、ODA支援国など国際諸組織はこの地帯の発展にさらなる関心を寄せるよう提案します。また、ベトナム・カンボジア・ラオスの各部門や機関はすでに締結した特別優遇措置に関する覚書と総合計画の実施に有利な条件を作り出すよう呼びかけます」
* 今週、中部ラムドン省ダラット市で、第11回全国ラジオ放送フェスティバルが開催されました。このフェスティバルはラジオ放送に携わる優れた記者や作品を讃えるため、2年に一度開催されています。この機に、デジタル放送技術、少数民族放送の発展などに関するシンポジウムが開催されました。