*26日午前、ハノイで、ベトナムのグェン・フー・チョン共産党書記長の主催の下、年初以来の経済社会問題を討議する共産党政治局の会合が開催されました。会議で、チョン書記長は今後の任務に触れ、次のように語りました。(テープ)
「私は総括的な目標を調整しないことに同意します。年末までにインフレ率を1桁に、経済成長率を6%にする必要があります。これらの数字はインフレ抑制と経済成長の持続性を示すものです」 チョン書記長はこのように語りました。
他方、22日夜、チョン書記長は首都ハノイの代表的な若い共産党員1千人と懇親会を行うとともに、百人の優秀な若い共産党員を顕彰しました。また、チョン書記長はホーチミン国家政治行政学院を訪れました。
*先ごろ、ベトナムのチュオンタンサン国家主席は中部のニントゥアン(Ninh Thuan)省を視察しました。これを機にサン国家主席は同省の指導部と会合を行い、経済社会発展の維持や、政治システムの健全化、第1原子力発電所の建設予定地に住む少数民族の人々の生活改善に力を入れるよう求めました。
*25日午前、ハノイで、ベトナムの汚職防止対策中央指導委員会の委員長を務めているグェン・タン・ズン首相の主催により、同指導委員会の第17回会議が行われ、今年第一四半期における汚職防止対策状況を総括し、第二四半期の行動計画を討議しました。
会議で、ズン首相は「汚職防止対策を各部門や機関の日常的な 任務と見做す必要がある。汚職事件を公開して処分するとともに、汚職防止に力を入れなければならない」と強調しました。
*対外活動に関し、今週、シンガポールのトニータン・ケンヤム大統領は4日間のベトナム訪問を行いました。訪問期間中、トニータン大統領はベトナムの指導者らと会見しました。双方は地域と国際フォーラムで、協力を引き続き強化するとともに、南シナ海問題の解決や、同海域での安全保障と自由の確保にも協力し合うことで一致しました。
*25日、ハノイで、ベトナムのグエン・フーチョン共産党書記長とグェン・タン・ズン首相はそれぞれ、イギリスのウイリアム・ヘイグ外相 と会見しました。
他方、27日午後、ハノイで、グェン・タン・ズン首相は「新世界7不思議財団」の創始者ベルナルド・ウェーバー氏と会見しました。ベルナルド・ウェーバー氏はハロン湾に新世界7不思議の確認書を引き渡す式典に出席する為ベトナムを訪問したということです。
* 23日午前、北部山岳地帯にあるソンラー省で、「ベトナム・ラオスの国会間の協力関係・団結と友好」をテーマにした会議が開催されました。これはベトナムとラオスとの外交関係樹立50周年、両国間の友好協力条約締結35周年を記念する活動の一環です。開会式で、グェンシンフン国会議長は演説に立ち、次のように語りました。 (テープ)
「これは両国が両国間の特別な団結友好関係を深化させるとともに、両国間の全面的な関係を強化するための措置について意見を交換するチャンスとなります。両国の代表多数がこの会議に参加していることは両国間の団結関係の強化に対する両国の決意を示しています」
グェンシンフン国会議長はこのように語りました。
*この間、国内各地で、4月30日のベトナム南部完全解放・国家統一37周年を記念する様々な活動が行われています。27日午後,ベトナム南部カントー市で、ベトナム南部完全解放37周年及びメコンデルタ地域建設発展事業開始10周年を記念する式典が行われました。
一方、同日、「メコンデルタ地域への投資促進」に関する会議が開催され、ベトナム政府機関、各地方行政府及び在ベトナム国際組織の代表およそ400人が出席しました。また、ハノイにあるホアロー刑務所遺跡管理委員会は同刑務所遺跡に関する知識コンクールを行いました。同日、南部ドンタップ(DONG THAP)省で、「美しきーわが故郷」をテーマにした写真展が行われました。26日夜、南部チャンビン(Tra Vinh)省とビンロン(Vinh Long)省で、貿易見本市とベトナム南部完全解放記念式典が行われました。