5月14日からの一週間の主な国内ニュース

(VOVWORLD) - 今週の主な国内ニュースをまとめてお伝えします。

   ハノイで、ベトナム共産党中央書記局は、定年退職した高級幹部との懇親会を行いました。グエン・フ・チョン書記長は、元高級幹部に対し、豊かな経験を活かし、第12回党大会の決議の展開や国の建設・防衛事業に貢献するようとの希望を表明しました。

*    14日と15日の両日、グエン・フ・チョン共産党書記長は北部山岳地帯ホアビン省を視察し、地元の経済社会発展、国防・安全保障、党建設の実施状況を見極めました。チョン書記長は地方行政府と会合を行った際、西北部の重要な位置にある地方としてのホアビン省は、地元の自然条件、気候、地形、土地、住民の知的水準を基礎に、発展計画を充実する必要があると訴えました。また、投資誘致に力を入れるとともに、持続的な貧困解消、新農村づくり運動、麻薬との闘い、社会秩序の維持を強化していくよう希望を表明しました。

*  15日から17日にかけて、ハノイで、第10回国会常務委員会会議が開催されました。今回は、刑事法改正案や、ベトナム・ラオス国境画定協定補充案、年初からの経済社会状況、国家予算、第14期国会第3回会議の準備作業などが討議されました。

* 17日、ハノイで、グエン・スアン・フック首相の主宰により、「企業と歩む」をテーマにした首相と企業による第2回会議が行なわれました。会議にはベトナム祖国戦線中央委員会のグエン・ティエン・ニャン議長、政府閣僚、各協会の代表、及び企業経営者2千人余りが参加しました。開会式で、フック首相は次のように語りました。

(テープ)

「今回の会議は今後の行動計画を討議し、企業の発展に弾みをつけることが狙いです。政府は競争に溢れている経営環境に詳しい企業から率直な意見に耳を傾けたいと思います。会議は率直でかつ建設的な精神を掲げています。」

*  18日、タインホア省サムソン市で現地に対する投資振興会議が行なわれました。席上、グエン・スアン・フック首相は、2000人あまりの投資家が参加するこの会議を高く評価しました。フック首相は「タインホア省は投資経営環境の改善を進めた上で、広い面積という強みを生かして、借地代の引き下げや行政手続きの簡素化などで、投資家に有利な条件を作り出す必要がある。地方行政は適切な土地区画整理に力を入れ、投資家や企業のために借地料を軽減すべきである。」と明らかにしました。

*  18日、ハノイでAPEC SOM2=第2回APEC 高級実務者会合が10日間の議事日程を終え、閉幕しました。ハノイで行われた国際記者会見で、APEC SOM 2017の議長を務めるベトナムのブイ・タイン・ソン外務次官は「会議は成功し、多くの重要な成果を収めた」と強調しました。会合ではデジタル時代における人材開発の促進に関する政策対話の枠組みを採択した他、2020年までのビジョンと未来に関するAPECの多国間対話が行われました。ソン次官は次のように語りました。

(テープ)  

「今回の会合で取り上げられた新しい内容の一つは経済、金融、社会における包摂的な成長の促進に関するベトナムの提案です。この提案はAPEC加盟諸国の支持を得ていました。というのはこの提案は経済発展の格差や貧富の差が拡大している背景の中で、市民と企業が成長の利益を平等に享受できることを保障するからです」

*  今週、ホーチミン主席生誕127周年を記念して、様々な活動が行われています。18日、ベトナム共産党、政府、祖国戦線代表団はホーチミン廟へのお参りと英雄烈士記念塔に線香を手向けました。同日、チャン・ダイ・クアン国家主席率いる代表団はホーチミン市にあるホーチミン博物館やホーチミン像に花輪を捧げると共に線香を手向けました。

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