5月17日から一週間の主な国内ニュース


*        20日、ハノイで、第13期国会第9回会議が開幕し、ベトナムの党と政府、祖国戦線、老革命家、ベトナム駐在各国の大使館と国際組織の代表らが参加しました。その開幕式がVOV=ベトナムの声放送局の総合チャンネルと国会テレビで生中継されました。開会演説を行ったグエン・シン・フン国会議長は、「今国会は国の経済社会、国防、安全保障、外交、司法などの状況を評定し、2015年と今後数年間の発展計画を完遂し、国会が出した目標を達成するための措置を定める」と明らかにしました。

(テープ)

「今国会で、11件の法案と決議案を審議・採択するほか、16件の法案と法改正案を討議します。これを通じて、憲法の実施を促進し、法律システムの完備 や、国の発展事業の推進を図ります。特に、今回、国会は、政治システムの活動の効果向上や、中央から地方まで各レベルの行政府の能力向上を目指し、政府組 織法改正案や、地方行政組織法案、祖国戦線法改正案、国会と人民評議会選挙法案、法律文書発行法案を採択する予定です。」

*        今週、国内各地で、5月19日のホーチミン主席生誕記念日 125周年を祝う様々な活動が活発に行われました。18日、ハノイで、ベトナム共産党中央委員会、国会、国家主席、政府、祖国戦線中央委員会、ハノイ市の共催により、記念式典が盛大に行われ、グエン・フー・チョン党書記長や、チュオン・タン・サン国家主席、グエン・タン・ズン首相、グエン・シン・フン国会 議長らが参列しました。席上、チョン書記長は次のように語りました。

(テープ)

「ホーチミン主席は全生涯をベトナム共産党の革命事業や、ベトナム民族に捧げました。ホーチミン主席の名前と功績はベトナム国民の心に永遠に生きます。ホーチミン主席は私達に貴重な遺産を残し、これらはホーチミン思想や、ホーチミン時代、ホーチミン道徳です」

また、日本や、フランス、ロシア、中国、カンボジアなど世界各国でもホーチミン主席生誕記念日 125周年を祝う様々な活動が活発に行われました。

*        パン・ギムン国連事務総長は、チュオン・タン・サン国家主席の招きに応じて、22日から23日にかけてベトナム公式訪問を行いました。パン・ギムン事務総長がベトナムを訪問するのは今回が2回目です。訪問期間中、パン事務総長はベトナムの指導者らと会談し、国連の議事日程や、気候変動対応策などについて意見交換しました。訪問の前に、パン事務総長はベトナム通信社のインタビューに答え、その中で、「ベトナムは国連のミレニアム開発目標の実施において、多くの進歩を遂げてきた」と評価しました。

*        21日ハノイで開催された記者会見で、ベトナム外務省のレー・ハイ・ビン報道官は、中国の海南省河口市の当局者が先頃ベトナム東部海域いわゆる南シナ海に あるホアンサとチュオンサの両諸島を含めた大部分の海域で5月16日から8月1日にかけて、休漁期間を設定したことに関し、「ホアンサ群島はベトナム領だ。大昔から、この海域はベトナム漁民の漁場だ。ベトナムの各機関はベトナムの海域でのベトナム漁民の水揚げ活動を管理し、海上で発生する問題を適宜に処理する」と強調しました。

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