6月4日から一週間の主な国内ニュース


*   今週、中部港湾都市ダナンで、第13期国会法律委員会は第27回全体会議を行い、2016年の立法計画の調整と2017年の計画案に関する政府の報告書を審議しました。法律委員会によりますと、第13期国会は、2013年憲法の具体化や、市場経済体制の完備などへ向けて、複数の法律を発布しました。

* 8日、北部ナムディン省で、グェン・スァン・フック首相はベトナムの海と島週間と世界海洋デーを祝う集会に出席しました。2016年のベトナムの海と島週間は「緑の地球のため」がテーマであり、世界海洋デーは「健全な海洋」をテーマにしたものです。6月1日から8日にまで、ベトナムの海と島週間は国の建設防衛事業における海洋と島の重要性に関する国民の認識を向上させるため、行なわれました。集会で発言にたったフック首相は次のように語りました。

(テープ) 

「海洋の環境保護は長期的に見て重要な任務です。特に海岸に近い海域の環境保護作業は極めて重要です。天然資源環境省と関連各機関は海洋ゴミプロジェクトの実施を厳格に監視する必要があります。環境保護法に違反する行為を発見すれば厳格に処罰しなければなりません。」

* 今週、北部クアンニン省ハロン市で、「国際協力とアジア・欧州の経験交換」と題する海洋開発と安全保障に関する国際シンポジウムが行なわれました。このシンポジウムはベトナム駐在欧州連合代表団と外交学院の共催により行なわれたもので、欧州諸国をはじめ、日本、韓国、中国、ASEAN諸国の学者、専門家多数が参加しました。  開会式でベトナムのダン・ディン・クイ外務次官は次のように語りました。 

(テープ) 

「海上の安全保障は日増しに重要となっており、差し迫った問題になっています。また、海上の衝突による危機がエスカレートしています。これらの問題は各国間の信頼度や協力への努力を低下させています。ですから我々はこうした討議を通じて、協力を強化することや各国政府と国民に危機の解決に努力することを要請する必要があります。」

なお、シンポジウムで海洋の開発や管理、伝統的かつ非伝統的な海上の安全保障問題、紛争のかいけつに関する原則などについて討議が行なわれました。

* 8日午前、ハノイで、ベトナム国家選挙評議会の第6回会議が行なわれました。会議で発言にたったグェン・ティ・キム・ガン国会議長は「第14期国会議員と2016-2021任期における人民評議会の選挙が法律に沿って民主的に行なわれた。選挙結果によると、496人の国会議員と各レベルの人民評議会の32万人の代表が当選された。投票率は99%に達した」と明らかにしました。

* 今週、6月5日の世界環境デーに応え、国内各地で様々な活動が行われました。5日午前、ハノイ市人民委員会は「自然の呼びかけと我々の行動」をテーマに世界環境デーに応える式典を行ないました。一方、中部高原地帯ダラット市で、ラムドン省のホーチミン共産青年同盟員や青年およそ1千人は3千本の木を植えました。これを機に、中部ニントゥアン省人民委員会はビーチの掃除運動を行なった他、海に26万個の水産物の種苗を放流しました。

 

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