* 今週、中央汚職防止対策指導委員会は第3回会議を開催し、今年上半期の活動を総括するほか、年末までの計画などを討議しました。席上、グエン・フー・チョン共産党書記長は「今後も、汚職防止対策に関する国民の認識向上のために、宣伝啓蒙教育活動を強化するよう要請し、次のように語りました。
(テープ)
「今年上半期、中央汚職防止対策指導委員会はこれまで達成されてきた成果を発揮し、積極的な結果を収めています。宣伝啓蒙教育活動や、体制完備、汚職行為の発見、調査、処理、裁判などが積極的に進められています」
* 17日、ハノイで今年下半期の財政・予算任務に関する財政省と中央直轄の省・市のサテライト会議が行われました。会議で、グエン・タン・ズン首相は財政部門に対し、任務を全うし、また、2013年度の歳入予算に関する目標を達成するため、全力を尽くすよう求めまし た。さらに、ズン首相は各省庁、地方に対し、様々な困難や試練が浮上している現在、予算歳出の管理、節約の実行、浪費の防止を目指す諸措置を厳格に実施するよう要請しました。
* 今週、チャマル・ラジャパクサ国会議長率いるスリランカ国会代表団はベトナム訪問を行いました。チャマル・ラジャパクサ国会議長はグェン・シン・フン国会議長と会談を行った他、チュオン・タン・サン国家主席を表敬訪問しました。双方は「この訪問は両国国会の伝統的友好関係の促進を目指すものであろう」と強調しました。その上、両国政府が合意した協力合意書の実施のためにさらに緊密に協力することや、立法、国会活動に関する経験を交換するために両国の議員グループによる相互訪問を強化することなどで一致しました。
* 17日に中国がベトナムのチュオンサ群島に設立した、いわゆる「三砂市」の住民に身分証明書と居住証明書の発給を行ったことを受け、18日、ベトナム外務省のルオン・タイン・ギー報道官は「これはベトナム領有権を深刻に侵犯する行為だ」と抗議した上で、「これは価値のないものだ」としました。また、7日、ベトナムのホアンサ群島近くでベトナム漁船2隻が中国船に追い回された上、中国船から当局者がベトナム漁船に乗り込み、こん棒で乗組員に暴行し、船室のガラスを割ったほか通信機器などを没収した事件について、ギー報道官は次のように語りました。
(テープ)
「現在、両国の関連各機関は海上の漁獲に際し発生する問題を解決するため、ホットラインの設立に関する合意書を展開しています。これが完成した暁には双方は早期に情報を交換し、問題を適宜に解決すると希望します。」
* 14日午前、北部ハーザン(HaGiang)省ハーザン市で、「源への呼びかけ10周年」をテーマにした2013年のベトナムサマーキャンプが開幕しました。24の国と地域に在住しているベトナム人青少年およそ200人がこのイベントに参加しています。国外在留ベトナム人担当委員会と外務省の共催による「ベトナムサマーキャンプ」は今年で10年目となります。このイベントに参加する国外在留ベトナム人青少年がベトナムに帰国してにベトナムの伝統的な文化、歴史を深く理解し、各民族の団結を高めることが出来ます。
* 今週国内各地で、7月27日のベトナムの傷病軍人・戦没者の日66周年を記念する活動が活発に開催されています。グエン・ティ・ゾアン国家副主席や、ウオン・チュー・リュー国会副議長などハイレベル指導者らは各地を訪問し、戦没者の遺族や傷病軍人、革命功労者の元を訪れ、プレゼントを贈りました。