7月23日からの一週間の主な国内ニュース

(VOVWORLD) -では、723日からの一週間の主な国内ニュースをまとめてお伝えします。

*今週、ハノイで、ベトナム共産党中央委員会や、国会、国家主席、政府、祖国戦線中央委員会、ハノイ市人民委員会の共催により、727日の「傷病軍人・戦没者の日」70周年を記念する集会が盛大に行われ、グエン・フ・チョン党書記長や、グエン・スアン・フック首相、グエン・ティ・キム・ガン国会議長、老革命家、「英雄」称号を持つ母親、傷病軍人、戦没者の遺族、市民多数が参加しました。席上、チョン書記長は演説し、ホーチミン主席をはじめ、老革命家、国のために身を捧げた戦没者の功労に感謝の意を表明し、次のように語りました。

(テープ) 

「英雄烈士や、傷病軍人は、ベトナム民族の誇りです。彼らは、国の独立、自由、統一、発展のために戦いました。彼らはお手本として永遠に存在します。党と国家、国民はその恩を忘れず、そして、その功労に恥じないように努力していきます。」

この機に、チョン書記長は革命功労者関連作業に対する党の指導強化に関する書記局の指示14号に署名しました。

こうした中、党、国家、国会の指導者は国内各地に赴き、「傷病軍人・戦没者の日」を記念する様々な活動に参加しています。指導者らはいずれも「傷病軍人、戦没者の遺族、功労者の物心両面の生活改善は党と国家の終始一貫した政策である」と強調しました。この70年間、特に、この30年間、実施されているドイモイ刷新事業において、傷病軍人、戦没者の遺族、功労者の支援活動が良好に行われ、これまで、900万人が国の優遇政策の対象者となっています。

*先頃、ハノイで、エイズ・麻薬予防対策国家委員会は記者会見を行い、第38回麻薬対策に関するASEAN高級実務者会合の結果を紹介しました。席上、ベトナム代表団の団長を務めるホアン・アイン・トゥエン麻薬対策局副局長は、「ベトナムは、会合の主催国としての役割を立派に果たし、ASEAN諸国間や、ASEANASEANの相手国との協力の強化に積極的に貢献した」と明らかにしました。トゥエン副局長は次のように語りました。

(テープ)

「ベトナムは、麻薬防止対策に関するASEANの公約の実施と、ASEAN共同体構築へ向けて、具体的な行動計画を提案しました。これは麻薬防止対策の強化に貢献します。」

*計画投資省・外国投資局によりますと、年初からの7ヶ月間、ベトナムが誘致したFDI=外国直接投資額はおよそ220億ドルに達し、昨年同期と比べ52%増となっています。また、FDIの実施額は90億ドルを超え、昨年同期比の6%増となっています。現在、外国投資家は、加工産業、製造業、電力生産、鉱物開拓など18の部門に投資を行っています。この7ヶ月間、韓国は、ベトナム向けの投資額560億ドルで、ベトナムで投資プロジェクトを実施している98の国と地域の中で一位に立っています。次いで、日本とシンガポールになっています。また、中北部タインホア省は、外国直接投資誘致について一位になっています。北部のバクニン省とナムディン省がそれに続いています。経済アナリストによりますと、ベトナムは依然として外国投資家の魅力的な投資先となっています。今年のベトナムへの外国直接投資額は300億ドルに達する可能性があると予測されています。

 25日、ベトナム中南部ビンディン省クイニョン市で、2015年にノーベル物理学賞を受賞したオランダのヘーラルト・トホーフト教授が、ベトナムの若者との交流会を行いました。この交流会は、ベトナム科学技術省とビンディン省が共催する科学イベント「第13回ベトナム集い」の一貫です。

交流会には、クイニョン市の大学や学校などから多くの学生が参加しました。トホーフト教授は、物理学と宇宙科学に関する学生たちのいろいろな質問に答え、彼らに科学への興味を鼓舞したと評されています。

ご感想

他の情報