7月30日から一週間の主な国内ニュース

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* 今週、ベトナムのチュオン・タン・サン国家主席はロシア公式訪問を行いました。サン国家主席はプーチン大統領らと会談しました。会談後、双方は、全面的戦略パートナー関係の強化に関する共同声明を出しました。声明では、両国の首脳は「各レベル、特に最高レベルにおける政治対話を強化し、両国の国会、政党、各部門、及び、地方間の関係強化を継続し、草の根外交活 動を促進することで一致した。また、両国首脳は、2015年までに双方の貿易取引額を50億ドルにするため、貿易取引の促進へ向けた措置を実施することで 合意した」などと明記しました。

* 2日、ベトナム中部のゲアン(NgheAn)省で、カンボジア・ラオス・ベトナム3国の対外委員会は開発三角地帯に関する第4回会議を共催しました。会議は「開発三角地帯支援における国会の役割」をテーマにし、3カ国の国境地域の発展に向けての友好と協力関係の強化が狙いです。

2日、南部のドンナイ省で、ベトナム友好諸組織連合会はベトナムとカンボジアの友好協会と連携して、「第3回ベトナム・カンボジアの人民友好協力」と銘 打った集いを共催しました。席上、両国の友好協力関係について、カンボジア・ベトナム友好協会会長を務めるメンサムオム副首相は次のように語っています。

(テープ)

「かつて、カンボジアをポルポト派の大量虐殺から救出するためにカンボジア国民を支援したベトナムの志願兵に感謝の意を表明します。また、カンボジ アの経済社会発展事業に対するベトナムの政府と国民の協力と支援にも感謝します。両国の外交関係樹立45周年と友好年を記念することは、両国の協力を拡大 させ、両民族の適切な利益に寄与し、ASEAN=東南アジア諸国連合の平和、安定及繁栄の維持に貢献すると確信します。」

メンサムオム副首相はこのように語りました。

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* ベトナム政府の7月月例会議は31日、2日間の議事日程を終え、閉幕しました。今回の会議では、7月と今年1月から7月における経済社会状況を評定した上で、インフレ抑制や生産経営促進、経済成長強化などに関する方策を模索しました。会議の報告によりますと、年初からの経済状況が好転を見せています。具体的には、CPI=消費者物価指数が連続的に低下する一方、輸出額や工業生産高、農業生産高などが増加の傾向にあるということです。年末までの生産経営促進策としては、政府は各企業を対象とする税金減免措置や納税期限延長、融資金利の削減などを引き続き実施する方針だとしています。会議で、グエン・タン・ズン首相は次のように語りました

(テープ)

「各企業の生産経営を促進するために金融面での補助のほか、輸出活動を促進する必要があります。今後の展望は明るいですが、閣僚らは企業補助活動に力をさらに入れる必要があります」

ズン首相はこのように語りました。

*2日、ベトナム外務省のルオン・タイン・ギー報道官はアメリカ国務省が発表した世界の「宗教の自由」に関する2011年の年次報告に関し、インタビューに応えた際、次のように語りました。

「ベトナムは国民に対し、宗教と信仰に関するあらゆる権利を享受するよう、様々な具体的な措置や政策を実施しています。これはベトナムにおける豊な宗教活動につながっています。これまで、ベトナムとアメリカの関係は多くの分野で発展しています。双方は宗教の自由をはじめ、多くの問題に関し、率直で、建設的な対話を行いました。ベトナムはベトナムの状況、とりわけ国民の宗教活動を見極めるため、ベトナム入りするアメリカの閣僚や議会議員を常に歓迎しています。残念なことはアメリカは国民の宗教の自由の確保などで収めたベトナムの成果を認めたものの、正しくない情報を基礎に誤った評価を出しました。アメリカが宗教の自由をはじめ、ベトナムの状況を正しく評価することは両国の関係の強化に寄与すると思います。」

ギー報道官はこのように語りました。

 

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