*今週、グェン・シン・フン国会議長の主催の下で、この1週間あまりに開催されていた第40回国会常務委員会会議が閉幕しました。
今回の会議で不一致点が残っている会計法案や費用法案、統計法改正案、国家と人民評議会の監視活動法案、国民投票法案、気象法案、情報安全保障法案、刑事訴訟法改正案、刑事調査機関組織法案、拘留・拘置法案、民事法改正案、航海法改正案、信仰宗教法案、子ども保護ケア教育法改正案などが討議されました。
*8月革命の勝利70周年にあたり、19日付の各有力新聞は1945年の8月革命に関する記事や社説を掲載しました。ベトナム共産党機関紙「ニャンザ ン」は一面に「我々を鼓舞する8月革命の精神」と題する社説を掲載し、その中で、「8月革命は数十世紀、存在していた君主制を転覆させるとともに、およそ100年にわたる植民地の支配を破り、独立、自由、幸福なベトナム民主共和国の基盤を作り出した」と強調しました。
これを機に、ベトナム祖国戦線中央委員会は老革命家との懇親会を行いました。他方、同日午前、ハノイ市内のオペラハウスで、ハノイ市党委員会は、8月19日の8月革命と独立記念日70周年を記念する集いを開催しました。
席上、ファム・クアン・ギー委員長は老革命家、ベトナム英雄という称号を持つ母親、傷病兵、戦没者、革命功労者の恩に報いる気持ちを表しました。また、ギー委員長は8月革命の勝利を振り返り、次のように語っています。
(テープ)
「私たちは、総蜂起の勢いと8月革命の精神を発揮する為に、8月革命の貴重な教訓を繰り返りましょう。ベトナム共産党と偉大なホーチミン主席への誇 りと、深い信頼で、首都圏の党員、幹部、人民各層は、団結精神を発揮し、困難を乗り越えて、党委員会の指導能力と戦闘力の向上、全国民の大団結の発揮、ド イモイ事業の全面的推進、首都圏の急速かつ持続可能な発展に向けて決意を固めてゆきます。」
*先ごろ、ハノイで、チュオン・タン・サン国家主席はベトナム外交部門設立70周年を記念するにあたり、歴代のベトナム外交官の代表47人と懇親会を行いました。
懇親会で、サン主席は「この70年間、外交部門は民族と世代の力を生かして、ベトナムの歴史に多くの重要な転換点を作り出し、国の独立を勝ち取る闘争と建設発展事業に大きく貢献してきた」と強調し、次のように語りました。
(テープ)
「わが国は多くの困難に直面し、孤立させられた時期に、外交部門は世界友人にベトナムの道理に適った闘争への理解を深めさせ、地域と国際社会への参入を進めてきました。
今日、外交官たちは外交戦線に先頭に立ち、国家の安全保障と国の建設発展事業の成果を確保しながら、国際社会におけるベトナム地位を向上させるためさらに取り組まなければならなりません。」
他方、今週、党、国家の指導者らは人民公安、労働傷病軍人社会事業省、内務省創設70周年記念式典に列席しました。
*先ごろ、ハノイで、「農業農村の工業化と近代化の強化と新農村作りの両立」をテーマとしたシンポジウムが行われました。シンポジウムでは「ドイモイ事業を行ってきたこの30年、農業農村の工業化と近代化は党と政府の重要な関心事である」との見解で一致しました。ブ・バン・ ニン副首相は「この30年、農業経済は重要な成果を収め、農民の生活水準の向上と貧困率の削減に寄与してきた」と明らかにするとともに、「農業生産の効率を向上させるのは差し迫った問題である。世界各国と競い合うため、農業生産の効率を向上させる必要がある。これを実施するためには、機械化を推進しなければならない」と強調しました。
*今週、ハノイで、国会対外委員会は「ASEAN共同体作りとベトナムの参加」に関する会議を開催しました。席上、外務省を始め、関連各省庁や部門の代表はASEAN共同体や、ASEAN共同体構築後のチャンスと試練に関する総合的見方を明らかにすると同時に、ASEAN共同体の協力推進におけるベトナム国会の役割向上に向けた措置を出しました。
一方、各省庁の代表は、国会が関連各省庁と緊密に連携して、ASEAN連議院総会におけるベトナムの利益の増加を促進し、法律整備を継続する必要があると提案しました。