8月31日から一週間の主な国内ニュース


*     ベトナム独立69周年、および、ホーチミン主席の遺書の遂行45周年を記念する様々な活動が行われました。2日、ベトナム共産党のグェン・フー・チョン書記長はホーチミン主席の遺跡地区を訪れ、線香を挙げました。この機に、チョン書記長は次のように語りました。

(テープ)

「ホーチミン主席は我々に偉大な遺産を残していました。私たちの責任はその遺産を維持、保存、継承する必要があります。また、ホーチミン主席の教えを実現するため、さらに取り組まなければなりません」

9月1日に、ホーチミン市にあるホーチミン博物館で、グエン・タン・ズン首相や、フン・クアン・タィン国防相、チャン・ダイ・クアン公安相、ホーチミン市の指導者らはホーチミン主席に線香を手向けました。

*     4 日午前、中部ゲーアン省で、国会対外委員会は国会の対外報道作業の効果向上を討議する会議を開催しました。会議では「これまで、党と国家の外交活動 の傍ら、国会の外交活動に関する報道はベトナムのピーアールや国際社会におけるベトナムの威信と地位の向上、各国や国際組織との関係の強化、拡大、領土保 全と海・島の領有権の確保に大きく貢献してきた」との意見が相次ぎました。

*     4日、ベトナム外務省のレー・ハイ・ビン報道官は中国が海南省三亜市発ベトナムのホアンサ群島行きの海洋観光ルートを組んだことに対するベトナムの反応について、記者団のインタビューに答えました。その中で、「ホアンサ群島に対するベトナムの主権は争う余地がないものである。中国がこの海域で観光活動を行うのはベトナムの主権を深刻に侵犯し、海上問 題解決の基本的原則に関する両国の合意に合致していないものであり、ベトナム東部海域を始め、地域内の情勢を複雑化させている。ベトナムは中国に対し、この行為を直ちに停止するよう求めている」と明らかにしました。

*     31日午前、ハノイで開催されていたベトナムの若手実業家協会第5回全国代表大会が2日間の議事日程を終え、閉幕しました。「刷新で先頭に立ち、参入を着実に進める」をテーマにしたこの大会では第5期若手実業家協会執行委員会の報告が採択されました。その中で国内各地に、若手実業家協会のネットワークを繰り広げること、協会の活動の質を向上させ、多様化すること、若い実業家と力を合わせ、経済危機を乗り越えること、国際社会へ の参入、また、TPP=環太平洋経済連携協定が締結される背景の中で、持続的な発展を遂げることなどが主要な任務として挙げられました。閉会式でグエン・ スン・フック副首相は次のように語りました。

(テープ)

「党と国家は若い実業家を重視し、彼らが効果的な活動を行うよう、有利な投資経営環境や市場の信頼づくりに関心を寄せています。ですから、ベトナムの若い実業家は行政改革や汚職防止対策、不正貿易、偽造品生産、密輸の防止において先頭に立ち、活躍するよう希望します」

*     5日午前、全国各地において幼稚園、小中学校、高校学校は2014・2015学年の始業式を一斉に行ないました。グエン・フー・チョン共産党書記長はハノイのグエン・ザ・ティエウ高校の始業式に参列しました。そして、南部ロンアン省では、チュオン・タン・サン国家主席がハウギア高校の始業式に参列しました。

*     5日午前、国家放送センターで、ベトナムの声放送局は9月7日の開局69周年を記念する式典を行い、グエン・ダン・ティエン総裁をはじめ、各世代の総裁、副総裁や幹部、編集員、技術者らが参列しました。式典で挨拶に立ったグエン・ダン・ティエン総裁は「ベトナムの声放送局は特別な背景の中で設立され、特別な歴史的使命を全うし、党、国家、国民の願望に応 えられた」と強調するとともに、「現在、ベトナムの声放送局はマルチメディアへと成長し、ラジオとテレビ放送、新聞、電子新聞を営んでいる。来る10月、 国会のテレビ放送の開始や国内外の支局の増加に力を入れている」と明らかにしました。

 

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