* 今週、ハノイで、ベトナム枯葉剤被害者協会は、8月10日の枯葉剤惨禍55周年記念集会を行いました。集会に出席したチャン・ダイ・クアン国家主席は、「党と国家は常に、枯葉剤被害者を支援する政策をとっている」と述べ、「年間、国家予算から10兆ドン(約450億円)を拠出して枯葉剤被害者支援や、リハビリ、枯葉剤汚染地域の消毒などに充てている」と明らかにしました。クアン主席は次のように語りました。
(テープ)
「関連各省庁と地方に対し、枯葉剤後遺症の克服事業を積極的に展開してほしいです。また、国内外の人々にベトナムの枯葉剤問題をさらに理解してもらうように宣伝啓蒙活動を強化する必要があります。」
* 8月10日のベトナム枯葉剤惨禍55周年を記念して、8日午前、ハノイで、ベトナム枯葉剤被害者協会は、「ベトナム戦争中にアメリカ軍が散布した枯葉剤の後遺症の評価」に関するシンポジムを開催しました。シンポジウムには、ブ・ドゥク・ダム副首相や、日本の鳩山由紀夫(はとやま・ゆきお)元首相、国内外から多くの科学者が参加しました。参加者らは、コミュニティに対し、枯葉剤被害者への物心両面での支援を継続すると共に、化学兵器など大量破壊兵器の使用を非難するよう呼び掛けました。
* 今週、中部クアンナム省ホイアン旧市街で、グエン・スアン・フック首相の主催により、観光発展に関する全国会議が行われ、各省庁、地方、機関、企業の代表らが参加しました。観光発展に関する会議が全国規模で開催されるのは今回が初めてです。席上、フック首相は、「観光を、全国のGDP=国内総生産の10%を占める先端経済部門に発展させる」という目標を強調した上で、「観光部門はタイや、マレーシア、シンガポールなど地域諸国の経験を学ぶ必要がある」と訴えました。また、管理作業や、観光のトレードマーク作り、サービスの質的向上を進めていかなければならない」と強調しました。フック首相は次のように語りました。
(テープ)
「観光分野で共同体全体の力を合わせることは観光発展事業にとって重要な要素です。2つ目は観光のトレードマーク作りです。現在、ダナン市はこの作業をスムーズに進めています。今後も、良いやり方を見出す必要があります。さらに、管理方法を刷新しなければなりません。」
* 中部各省を実務訪問中のグェン・スアン・フック首相は、クアンガイ省の指導者と会合を行った際、同省の発展潜在力を指摘すると共に、クアンガイ省に対し、農業経済、加工業、サービス業開発などを継続するよう求めました。
* 今週、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで、在アルゼンチンベトナム大使館は8月8日のASEAN=東南アジア諸国連合創設49周年を記念する式典を主催しました。式典にはアルゼンチン政府、議会、同国駐在各国の外交団の代表およそ300人が参加しました。
* 今週、ベトナム・タイ国交樹立40周年にあたり、6日、グエン・スアン・フック首相はタイのプラユット・チャンオチャ首相に、そして、ファム・ビン・ミン副首相兼外相はドーン・ポラマットウィナイ外相にそれぞれ祝電を送りました。
* 今週、 タイの首都バンコクで、「タイにおけるベトナム文化デー」というイベントが行われました。「タイにおけるベトナム文化デー」というイベントが両国間の文化交流の強化になるだけでなく、ASEAN枠内の両国間の協力とASEAN加盟諸国間の連携の促進にも寄与すると評価されています。
* 今週、ハノイで、「ベトナム人は率先して、ベトナム製品を使おう」運動の実施状況を総括し、今後の方向を討議する会議が行われました。会議で、この運動の指導委員会副委員長を務めるベトナム祖国戦線中央委員会幹部会のチュオン・ティ・ゴック・アイン副議長は「この運動を実施してから7年経過した現在、ベトナムの経済は生産規模、能力、製品の競争力、輸出能力など多くの面において進展を見せている。ベトナム製品の質は日増しに改善され、国内市場における競争力が高まり、消費者に愛用されている」と明らかにしました。