9月16日から一週間の主な国内ニュース

* 19日ハノイで、第13期ベトナム国会常務委員会第11回会議が閉幕しました。今回の会議では、国会と人民評議会が選出あるいは指名した役人に対する信任投票を行 なう段取り、手続きなどに関する案について意見聴取が行なわれるほか、少数民族の人々への居住地や生産用地の提供に関する政策、法的文書の実施状況、土地 問題の行政処理に関する告訴、陳情の解決などについて討議が行なわれました。また、節約実行、浪費防止対策法の実施状況や汚職防止対策に関する政府の報告、7件の法案についても討議されました。

* 21日、ベトナムのグェン・タン・ズン首相は中国の広西チワン族自治区の南寧市で開催された中国・ASEAN=東南アジア諸国連合博覧会、および、中国・ASEAN貿易投資首脳会議の開幕式に出席しました。この機会にあたり、ズン首相は中国のシュウ・キン・ペイ国家副主席と会見しました。双方は、両国関係をさらに強化することで一致したほか、ベトナム東部海域いわゆる南シナ海問題に関し、この問題を平和的な方法で解決することを再度確認しました。

* 18日、ハノイで、ベトナムのブイ・クアン・ビン(Bui Quang Vinh)計画投資相とドイツのフィリップ・レスラー経済技術大臣はベトナム・ドイツ協力合意書に調印しました。この合意により、両国がエネルギー、技術、医療の3つの分野における協力を強化することになります。調印式で、ビン大臣は次のように語りました

(テープ)

「ドイツはクリーン技術を持っている先進国で、ベトナムの工業化近代化事業を支援しています。2011年両国はその関係を戦略的パートナーシップに格上げしました。これは両国間の相互信頼を示すことです。これは越独協力に強固な土台を作り出しました」

ビン大臣はこのように語りました。

* 19日、中部のビンディン省クイニョン市で、ダナン市から最南端のカマウ省までの地域における32省と市のこの2年間実施されている新農村作りプログラムを総括する会議が行われました。会議の報告によりますと、これまで、同プログラム向けの投資額は10兆ベトナムドンにのぼっており、農村道路2万6千キロや、灌漑用水路8千キロの拡張・改修、農業生産モデルの刷新に充てられています。会議で、カオ・ドゥク・ファット農業農村開発相は次のように語りました。

(テープ)

「このプログラムを成功させるための重要な要素は新農村作りプログラムに対する各レベルの党委員会の関心及び指導であると思います。このプログラム に実質的な関心を払う地方は望ましい成果を収めます。新農村作りプログラムはそれぞれの地方の特徴により実施する必要があると思います」

ファット大臣はこのように語りました。

* 20日ハノイで、「持続的な発展のための10年間の教育」委員会の年次会議が開催されました。会議で、参加者らは、持続的な発展に関する国民の認識向上とその作業に対する報道機関の役割の発揮や、教育活動への各団体の参加の強化、持続的な発展に関する教育の具体化などに対する「持続的な発展のための10年間の教育」委員会の責任などについて討議しました。

ご感想

他の情報