9月27日から一週間の主な国内ニュース


*      今週、ベトナム共産党政治局は、ハノイ市や、北部山岳地帯タイグエン省、ビンフック省、ハイズオン省、ハイフォン市、中部高原地帯テイグエン地方ザーライ省の党委員会と会合を行い、これらの地方の党大会の準備作業、人事問題などについて討議しました。これまで、政治局は68の地方と機関の党委員会と会合し、党大会の準備作業を討議しました。

*      28日、ハノイで、グエン・フー・チョン党書記長の主催のもと、汚職防止対策中央指導委員会第8回会議が開催されました。席上、チョン書記長は「これまで、汚職防止対策活動は多くの結果を収め、法的枠組の整備が進められ、関連各機関の協力体制も強化されている」と評価した上 で、「今後も、公安部門や、検察部門、裁判部門は連携を強化する必要がある。また、汚職防止対策に関する教育宣伝を促進すべきである」と強調しました。

*      今週、チュオン・タン・サン国家主席は国連サミットと関連各会議に出席し、演説を行い、ベトナムの経済社会発展事業の成果を紹介したほか、国際問題に関する立場などを再強調しました。また、キューバ公式訪問を行ない、ラウル・カストロ国家評議会議長らと会談し、両国関係の強化策などについて意見交換しました。サン主席はベトナムとキューバ商工会議所、及び在キューバベトナム大使館が共催したベトナム・キューバ企業フォーラムに出席した際、「この活動は両国企業に対し、投資経営活動の拡大や協力関係の深化に寄与するであろう」と強調し、次のように語りました。

(テープ)

「企業フォーラムは双方の努力の証であり、今後、継続される必要があります。キューバ経済政策の変更や対外関係の改善により、外国投資は有望だと思いま す。こうした背景の中で、キューバ市場に注目し、キューバ企業との投資、貿易協力関係を結びたいベトナム企業が増えることを確信します。」

*      9月30日と10月1日の両日、ハノイで、9月の政府月例会議がグエン・タン・ズン首相の主宰の下で開かれました。会議で発表された報告によりますと、今年の初めからの9ヶ月、ベトナム経済が順調に回復し、GDP国内総生産の成長率が6.5%にのぼっています。会議で、ズン首相は次のように語りました。

(テープ)

「農業の発展、国民の生活改善、観光の競争力の向上などを徹底させなければなりません。また、国営企業及び銀行の再構築と不良債権の処分、行政改革の促進、経済の競争力の向上、経営環境の改善も重要な課題です。そして、財政省に対し、税制度、税関、保険についてASEANの最も発展している4カ国のレベルに匹敵させるよう求めます。」

*      ハノイで、ベトナムグローバル投資フォーラムが行われ、グェン・タン・ズン首相が出席しました。ベトナム計画投資省とユーロマネー誌の共催により行われたこのフォーラムには地域と世界の多くの企業や投資家の代表が参加しました。

 

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