ホーチミン主席の愛国競争運動に関する呼びかけの価値
(VOVWORLD) - この数日、ベトナム国内各地で、6月11日の「ホーチミン主席の愛国競争運動呼びかけ70周年記念日」を祝う様々な活動が活発に行われています。これらの活動は、愛国競争運動の実施状況の総括や、立派な成績を上げた団体と個人の表彰、今後の運動促進などを目指すものです。
70年前の1948年6月11日、北部山岳地帯タイグエン省ディンホア県にある革命根拠地で、フランス植民地主義者との戦いが激化している中、ホーチミン主席は、祖国防衛・建設事業に人力と財力を集めるために、全国民に対し、愛国競争運動に積極的に参加するよう呼びかけました。
この呼びかけは、全国民の愛国心や、民族自尊心、自力自強精神、頑強不屈な精神の発揮に貢献しました。
あれから、70年の歳月が経ちましたが、ベトナムの党と国民は常に、愛国に関するホーチミン主席の思想を活用し、愛国競争運動を効果的に実施してきました。国内各地で行われてきたこれらの愛国競争運動は国の建設・防衛・発展事業に多大に貢献してきたと評価されています。
現段階において、愛国競争運動はそれぞれの省庁、機関、団体、地方の具体的な任務と緊密に結び付けられて実施されています。工業分野での「効果的労働・創造的労働」運動や、教育分野での「良い教え、良い学び」運動、軍隊の「必勝競争」運動、公安部門の「祖国の安全保障のため」運動などはその証です。
特に、これらの運動は全国民の支持・支援を受けています。これにより、近年、愛国競争運動が企業発展や、農村開発、国際社会への参入などにも拡大されています。運動を通じて、多くの優れた個人が発見・表彰されてきました。
これまで行われてきた愛国競争運動の成果から見れば、ホーチミン主席の呼びかけは70年前に出されましたが、その価値は今もなお、保たれているといえます。