(VOVWORLD) -会合で、フック首相は「この決議遂行の為に、総合的な行動プログラムを発布する」と明らかにしました。
今週、グエン・スアン・フック首相は、各省庁、部門の代表との会合を主宰し、南部メコンデルタ地域の持続可能な開発に関する政府決議の展開について討議しました。会合で、フック首相は「この決議遂行の為に、総合的な行動プログラムを発布する」と明らかにしました。
気候変動の影響は益々深刻になり、南部メコンデルタ地域の発展を妨げています。そこで、総合的かつ長期的な戦略や、差し迫った方策、新たな政策などを足並みを揃える必要があると訴えています。
資源環境省の報告によりますと、この1年間に南部メコンデルタ地域の持続可能な開発に関する政府決議が実施されて以来、現在、この地域にある9の省庁、6つの省、市は、決議の行動計画を立ており、関連政策や体制の点検、完備、補充を行いました。その他、資源環境省は、メコンデルタ地域における気象、水文観測、泥砂、水資源などに関するデータをアップデートしました。そして、農業農村開発省は、河岸や海岸沿いの地面が崩れる状況を集中的に調査、評価した上で、対策を提示します。
フック首相によりますと、気候変動の影響が深刻になっている中で、決議の実施状況を早期に評価することは極めて重要です。また、各省庁、地方は、メコンデルタ地域における農業生産の再構築を提案したということです。
フック首相は「今後、南部メコンデルタ地域の住民の生活水準の向上を目指し、農業構造の再構築、気候変動対応に向けた科学技術の導入を強化しなければならない」と明らかにしました。また「この地域を発展させるため、国家予算とODA=政府開発援助の他、PPP官民連携により資金を調達する必要がある」と訴えました。