2012年の経済社会発展任務と国家予算に関する国会決議の展開を目指す会議
では、次に今週一週間の主な国内ニュースをまとめてお伝えします。
*今週、ベトナムの党と国家の指導者は中央各省庁と会合を行い、2011年の任務の実施状況と2012年の任務の展開について討議しました。グエンフーチョン共産党書記長は公安部門との会合で、同部門に対し、「国家の安全保障と社会秩序の維持という公安部門の任務を確実に実施するよう要請しました。他方、ベトナム共産党中央対外委員会との会合で、第11回党大会後の任務の実施状況と今後の行動計画について話し合いました。また、チョン書記長は「対外活動は国内活動と緊密に結びつける必要がある」と強調し、次のように語りました。
「対外委員会は第11回党大会の決議を引き続き研究しなければなりません。また、対外活動と国内活動を平行して実施する必要があります。ですから、ベトナムの対外路線をきちんと理解しなければなりません。」 チョン書記長はこのように語りました。
*先ごろ、ベトナム銀行部門の2012年の任務を展開する会議が行われました。会議で、グェンタンズン首相は「2012年、政府はマクロ経済を安定化させ、インフレ率を9%に抑え、成長率を2011年並に維持するよう力を尽くす」と強調すると共に、銀行部門に対し、銀行の再編を順調に行い、インフレ率が減少する次第、銀行利子を引き下げるよう求めました。
*今週、グエンタンズン首相はミャンマー公式訪問を行い、GMSメコン川流域開発計画第4回首脳会議に参加しました。訪問期間中、ズン首相はミャンマーの指導者と両国の友好と多面的な協力関係の強化措置について討議しました。また、ズン首相とミャンマーのテインセイン大統領は両国の農業農村開発の協力に関する覚書などの調印式に立ち会いました。一方、第4回GMS首脳会議で、ズン首相と各国の指導者らは交通、エネルギー、情報、貿易と投資の自由化、農業、観光、環境を中心に、2002年から2012年までのメコン川流域開発計画の実施で収めた成果に満足の意を表明しました。会議後、ズン首相と各国の指導者らは「2012年以降・新しい十年間におけるGMSの戦略的発展パートナーシップに向けて」と題する共同声明を発表しました。
*対外活動に関し、今週、中国のシュウキンペイ国家副主席はベトナム公式訪問を行いました。習副主席との2者会見で、ベトナム共産党のグエン・フーチョン書記長、チュオン・タンサン国家主席、グエン・タンズン首相、グエン・シンフン国会議長はいずれも「ベトナムの党、国家、国民は中国との団結、友好と多面的な協力関係を重視している。ベトナムと中国は政治面での信頼と相互理解を強化する必要がある」と強調しました。双方は海上問題の解決を目指す基本的な指導原則に関する合意書の展開を早期に協議する必要があるという見解で一致しました。
*先ごろ、2012年の経済社会発展任務と国家予算に関する国会決議の展開を目指す会議が行われました。政府によりますと、今年におけるGDP国内総生産の伸び率はおよそ6%に、CPI消費者物価指数はおよそ18%に達する見通しです。また、輸出の伸び率は25%となり、輸入超過率は10%減少しました。更に、社会政策が積極的に実施され、貧困解消に寄与してきたとしています。そして、労働者160万人は雇用を創出されました。会議で、ズン首相は次のように語っています。
「指導、管理における弱点を明確に指摘しなければなりません。その現状を取り上げるだけでなく、我々の管理システムの弱点をも詳細に分析しなければなりません。」
ズン首相はこのように語りました。
*この間、国内各地で、クリスマスを祝う様々な活動が行われています。これを機に、グエンティゾアン国家副主席は北部ニンビン省、キムソン県のカトリックの聖職者と教徒の元を訪れ、プレゼントを贈りました。他方、ベトナム祖国戦線中央委員会幹部会議長はカトリックとプロテスタントの聖職者と教徒たちに手紙を送り、楽しいクリスマス
を迎えるよう祝いました。