今週の主な国内ニュース11月24日から

*今週、、ハノイで第13期ベトナム国会第8回会議が1ヶ月間の議事日程を終え、閉幕しました。今回の国会は国の経済社会発展状況に関する討議を行いました。また、今回の国会では、18件の法案、11件の決議が採択されたほか、12件の法案について意見を集約しました。そのほか、国会や人民評議会が選出・承認した役職者に対する信任投票が行われました。

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*今週、ベトナム共産党のグェン・フ・チョン書記長はロシアとベラルーシ公式訪問を行いました。23日から26日にかけて行われたロシア訪問の際に、チョン書記長はロシアのプーチン大統領と会談した他、メドベージェフ首相とも会見しました。プーチン大統領との会談で、両首脳は、ハイレベルの指導者らの活動や、両国間の大規模なプロジェクトの実施状況など、これまでの両国間の協力活動を点検した上で、今後の協力強化策や、活動の方向などについて意見交換しました。一方、メドベージェフ首相との会見で、同首相は「今回のチョン書記長のロシア訪問は両国間の全面的・戦略的パートナー関係の強化に原動力を作り出す」と強調しました。また、チョン書記長とメドベージェフ首相はエネルギー分野での両国間の協力関係の良好な発展に喜びの意を表明し、「今後も両国企業に有利な条件を作り出していく」と一致しました。さらに、両国間の貿易額を2015年に70億ドルに、2020年に100億ドルにすることに合意しました。

*ベラルーシを訪問した際、グェン・フー・チョン書記長はルカシェンコ大統領と会談した他、同国上院のルビノフ議長、および、ミハイル・ミャスニコヴィチ首相と会見しました。ルカシェンコ大統領との会談で、チョン書記長は「ベトナムは常にベラルーシとの友好関係を重視し、経済・貿易を中心に、多面的な協力関係の強化を望んでいる」と強調しました。両者は、高級指導者による相互訪問や、国家、議会、政府、政党、社会団体の協力、草の根外交を強化すること、政権運営に関する経験を交換することなどで一致しました。会談後の記者会見で、グエン・フー・チョン書記長は次のように述べました。

(テープ) Trong

「我々は両国の企業や、投資家が連携を強化し、貿易振興活動を行うように有利な条件を作り出し続け、両国の商取引額と投資の引き上げを狙っています。今回の訪問と会談の結果は両国の友好と全面的な協力関係に新たな発展段階を切り開くと確信します。ベトナムの党と国家を代表して、ベトナムのかつての民族解放闘争と現在の建設防衛事業に対するベラルーシの支援に感謝申し上げます。ベラルーシとの友好、および、全面的な協力関係を発展させていくという一貫した政策を再確認します。」

*今週、ラオスの首都ビエンチャンで、ベトナム・ラオス・カンボジアからなる発展三角の第8回首脳会議が開幕し、ベトナムのグエン・タン・ズン首相、ラオスのトンシン首相、カンボジアのフンセン首相らが出席しました。ズン首相は発展三角の協力体制の格上げと拡大を提案した他、今後、3カ国は協力を潜在力に見合うものにするとともに、発展格差を是正し、ASEAN経済共同体がもたらすチャンスを活用するように緊密に連携する必要があると」述べました。

*今週、ハンガリーのアーデル・ヤーノシュ大統領はチュオン・タン・サン国家主席の招きに応え、ベトナムへの国賓訪問を行いました。ベトナムを訪問期間中、ヤーノシュ大統領はチュオン・タン・サン国家主席と会談した他、グェン・タン・ズン首相とグェン・シン・フン国会議長と個別会見を行いました。これらの会談と会見で、ヤーノシュ大統領は「ハンガリーは2015年にホーチミン市で総領事館を開設する予定だ」と明らかにしました。ヤーノシュ大統領は「ハンガリーはベトナムとEU=欧州連合との関係強化を支持すると共に、ベトナムとEUとのPCA=全面的協力パートナー枠組協定の批准とベトナム・EU自由貿易協定の締結のための交渉が加速するように働きかける」と強調しました。会談後行われた記者会見で、サン国家主席は次のように語りました。

(テープ)

「我々は、ベトナム・ハンガリー経済協力に関する政府合同委員会の活動を継続し、両国企業の活動に有利な条件を作り出すことを奨励することで一致しました。 アーデル・ヤーノシュ大統領の今回のベトナム訪問にあたり、ベトナム・ハンガリービジネスフォラムがハノイとホーチミン市で開催されることを望んでいま す。」

サン国家主席はこのように語りました。

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