今週の主な国内ニュース13日から


*今週、ハノイで、国会常務委員会は専任国会議員会議を開催しました。会議では第13期国会第9回会議に提出されるいくつかの重要な法案が討議されました。開会式でグエン・シン・フン国会議長は「今回、法律文書発効法案、政府組織法改正案、地方行政組織法案、国家予算法改正案の4件に対する意見集約が行われる。また、地方行政組織法案に関する討論会が63の省と市で中継される」と明らかにしました。

*今週、ホーチミン市で、開催された国会・社会問題委員会で保健省のグエン・ティ・キム・ティエン大臣は診療所に対する活動証明書と許可証の発給について陳述しました。保健省の報告によりますと、現在、全ての私立病院や診療所は各地方の保健局により、医療活動証明書と許可書が発給されていますが、活動証明書が発給される国立病院の割合は90%、許可書の場合は95%にとどまっています。こうした事情を踏まえ、保健省はこれまで、一回だけの発給ではなく、5年に一度、定期的に発給するよう提案しました。

*今週、チュォンタンサン国家主席は「2015年の貧しい人々と枯葉剤被害者のためのテト」という慈善活動の総括会議に出席した際、共産党と政府の主張の具体化を目指すため、慈善活動は全国各地で展開する希望を表明しました。サン主席は次のように語りました。

(テープ)

「政府は正当な手段で富を手にするという政策を奨励しています。それと同時に、政府は常に飢餓一掃貧困解消、社会福祉確保、貧しい人々への支援に深い関心を寄せています。こうした活動は全社会の貢献を誘致する長期的かつ高貴な任務です。各レベルの党委員会、地方行政当局、各団体、全社会並びに国外在留ベトナム人共同体、各レベルの赤十字協会が人道的活動を効果的に行うように有利な条件を作り出す必要があります。私は国内外の各組織、個人、企業に対し、貧しい人々のための人道的活動に積極的に参加するよう呼びかけます」

*今週、ノルウェーのエルナ・ソルベルグ首相がベトナムを公式訪問しています。ソルベルグ首相との会談で、ズン首相は「ベトナムはノルウェーをはじめ、各国との友好と協力関係の強化を重視している」と強調するとともに、この訪問が両国関係を新たな発展段階に押し上げることに寄与するとの確信を示しました。また、両首相は各レベルの訪問団の交換を促進すること、政治対話を継続すること、国防・安全保障を強化すること、両国企業と投資家に有利な条件を作り出すこと、市場調査を行なうことで合意しました。

*今週、ハノイで、ベトナム外務省は定例記者会見を行いました。席上、レー・ハイ・ビン報道官は、中国外務省のカシュンエイ報道官が中国はベトナムのチュオンサ群島の岩礁を改造し建設工事を行うと発表したことに関し、次のように語りました。

 (テープ)

「この問題に関しては、ベトナムは数回にも自国の立場を確認してきましたが、もう一度、“ベトナムはチュオンサとホアンサの両群島に対する主権を証明する法的・歴史的証拠を十分に持っている。ベトナムの許可を得ないまま行われるこの海域でのあらゆる活動は違法で、ベトナムの主権を深刻に侵犯するものだ”と再確認します。ベトナムはこれらの行為に断固として反対し、関係各側に対し、国際法を遵守するよう要請します。」

*今週、南部解放・祖国統一40周年を記念する様々な活動が行われました。ハノイ郊外フースエン県で、南部解放・祖国統一40周年記念式典が行われました。これには、チュオン・タン・サン国家主席や、老革命家らが参加しました。席上、サン主席は「1975年4月30日の勝利が世界的にも影響がある」と強調しました。一方、今週、ベトナム南部完全解放を目指す1975年のホーチミン作戦に参加した人を表彰する全国会議が、ホーチミン市で行なわれました。会議には傷病軍人、戦没者の遺族、祖国統一闘争への貢献者などの300人以上が出席しました。会議で、ベトナムのヴ・ドク・ダム副首相は、ベトナムの共産党と国家は、国の民族解放事業に大きな貢献をしてきた戦没者、傷病軍人、革命功労者の犠牲を表彰していると強調しました。

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