今週の主な国内ニュース14日から

*今週、ベトナムのグェン・フ・チョン共産党書記長は日本の安倍首相の招きに応じて、15日から18日まで日本公式訪問を行いました。訪問期間中、チョン書記長は日本の天皇陛下を表敬訪問し、安倍首相と会談したほか、政界、経済会の指導者らと会見しました。15日東京で開かれた両国の首脳会談後、チョン書記長と安部首相は越日関係における新たなビジョンに関する宣言を採択し、中でも、双方が2009年に合意した「アジアの平和、繁栄に向けての両国の戦略的パートナー関係」の成果を高く評価するとともに、その関係を全面的かつ実質的友好協力関係に押し上げることを確認しました。


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また、双方は両国の政府、国会、及び、国民の信頼醸成を目指す各レベルの相互訪問を頻繁に行ない、越日協力合同委員会、越日戦略的パートナー対話の活動を更に強化することで一致しました。この機に、グエン・フ・チョン共産党書記長は日本の国民の代表と会合し、「アジアの平和、繁栄に向けての両国の戦略的パートナー関係のビジョン」をテーマに演説を行ないました。チョン書記長は「両国は多くの歴史のうねりを経たが、過去の問題を乗り越え、『信頼醸成、経済連携、協力拡大、持続的発展、未来志向』の原則に従って関係を発展させている」と強調しました。チョン書記長は次のように語りました。

(テープ)

「ベトナムと日本との友好協力関係の強化は両国の利益、また、地域と世界の動きに合致すると思います。ベトナムは日本を長期的かつ最重要なパートナーと見做しています。今後、両国は信頼醸成、経済連携、協力拡大、持続的発展、未来志向の原則に従って、広範な戦略的パートナー関係の強化、促進に力を尽くす必要があります。」

 *今週、グエン・タン・ズン首相率いるベトナム政府代表団はラオス訪問を行いました。訪問期間中、ズン首相はラオスのトンシン・タマボン首相と会談を行いました。会談で、両首相は「両国の党と政府はベトナムとラオスとの特別な団結を優先的に強化し、これを両国の貴重な遺産として見なしている」と強調すると共に年末まで行われる両国の重要行事の開催を協力することで一致しました。共に関心を持っている地域と国際問題に関して、両国の首相は地域と国際の場、特に、ASEANにおける両国間の協力関係を強化することで一致しました。ズン首相は「2016年にラオスがASEANの議長国としての役割を果たすため支援する」と強調しました。会談後、ズン首相とトンシン首相は2016年~2025年における交通運輸分野における協力や2030年までのビションに関する協力戦略に関する両国政府の覚書に調印しました。また、ズン首相はラオスのチュンマリー・サイニャソーン国家主席兼ラオス人民革命党書記長を表敬訪問した他、ラオスの国民議会のパーニー・ヤートートゥ議長と会見を行いました。

*今週、ハノイで、第41回国会常務委員会会議が開幕しました。会議で、国会常務委員会はまもなく行なわれる第10回国会会議を準備する為の多くの内容を討議していました。また、国会常務委員会は刑事法改正案、薬事法改正案、土地区画整理法、報道法改正案、団体に関する法案、監視活動法、行政決定発布法、輸出法輸入法税改正案などに意見を寄せていました。監視活動に関して、国会常務委員会は専門的監視活動、第13期国会の初期から2015年までの質疑応答に関する国会と国会常務委員会の決議の実施状況、中央直轄の省や市の人民評議会の活動の監視結果の報告などについて討議します。この会議は24日まで行なわれる予定です。

*今週、中部ダラット市で、ASEANの医療担当閣僚による第10回会合が行われ、ASEAN加盟10カ国、中国、韓国、日本などの代表ら150人が参加しました。開会式で、ベトナム保健省のグェン・ティ・キム・ティン( Nguyen Thi Kim Tien) 大臣は「近年、医療分野におけるASEANの協力が日増しに強化され、地域内の安全保障と発展に寄与している」と明らかにするとともに「今回の会合の重要な任務の一つは2015年~2020年までの期間におけるASEANの医療協力体制や専門的作業グループの活動を討議する」と述べました。

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