今週の主な国内ニュース16日から

*今週、チュオン・タン・サン国家主席夫妻率いる代表団はハンガリーのアーデル・ヤーノシュ大統領の招きに応じて、15日から17日までのハンガリー訪問を行いました。この訪問にあたり、サン国家主席はアーデル・ヤーノシュ大統領と会談を行った他、オルバーン・ヴィクトル首相とケヴェール国会議長と会見しました。サン国家主席とアーデル・ヤーノシュ大統領との会談で、双方は農業、教育養成、貿易、環境、文化など両国関係を新しい発展段階に押し上げることで一致しました。アーデル・ヤーノシュ大統領は「ベトナムは東南アジア地域におけるベトナムの最も重要な相手国であると強調すると共に、ベトナムを始め、アセアンとの関係拡大を望んでいる」と強調しました。会談で、サン国家主席は次のように語りました。

(テープ)

「今回の訪問代表団にはベトナムの各部門の指導者の他、ベトナムの各企業の指導者70人も同行しています。今回、ベトナム企業の代表はベトナム・ハンガリービジネスフォーラムに参加し、ハンガリーの貿易の相手を探します。私たちは高級代表団の相互訪問、両国の各部門と地方との協力を強化します。」

訪問期間中、サン国家主席は両国の協力文書調印式に立ち会い、その中で、犯罪人引渡協定、 原子力の平和利用のための人材育成・研究に関する協力合意書及び2014年から2016年までの文化協力合意書があります。

サン国家主席夫妻率いる代表団はハンガリー訪問に続いて、デンマーク国賓訪問を行いました。デンマーク訪問期間中、サン主席は同国のマルグレーテ2世女王陛下と会見した他、ヘレ・トーニング・シュミット首相、及び、モーゲンス・リッケトフロ国会議長と会見しました。この機に、サン主席はベトナム・デンマーク・ビジネスフォーラムに出席します。これらの会談と会見で、両国の指導者らはパートナー関係を全面的パートナー関係に格上げすることで一致しました。

*今週、ハノイで開催していた第13期ベトナム国会常務委員会第21回会議では公証法改正案、犯罪防止と法律違反対策などについて意見が寄せられました。汚職防止状況に関して、「汚職防止対策作業は前向きな成果を遂げたものの、汚職の状況は低減の兆しを見せず、多くの部門、分野において微妙な行為で発生している。土地の管理と使用、銀行の融資、国営企業の資金と資産の管理に関する汚職事件は経済的被害をもたらしてきた。汚職行為の予防対策と発見は要求に応えなかった。」との見解が明かにされました。

*今週、中部クアンチ(QuangTri)省ドンハー市で、フィデルカストロ氏による南ベトナム解放地域訪問40周年を記念する式典が行われました。席上、挨拶に立ったグェン・スアン・フック副首相は「フィデルカストロ氏は外国初の元首として解放されたばかりの戦場へ足を運んだことは民族解放闘争におけるベトナム人民にとって大きな原動力と激励となった。ベトナム人民は『ベトナムのために、キューバは自らの血を捧げる用意がある』というフィデルカストロ氏の言葉を永遠に忘れない」と強調し、次のように語りました。

(テープ)

「私たちがこの歴史的伝統を振り返るのはキューバを始めとする従来の国々との関係を重視するというベトナムの一貫した政策を改めて強調したいのです。ベトナムは両国の政治的良好な関係の発展に全力を挙げて取り組んでいます。」

*今週、ハノイで、ベトナム友好諸組織連合会は、2013年ベトナム日本友好フェスティバル、及びベトナム・日本の国交樹立40周年記念するオープンニングセレモニーを開きました。式典で挨拶に立ったハイ副首相は「この40年間、ベトナムと日本との友好協力関係は全面的かつ急速に発展してきた。両国は互いに重要なパートナーになり、両国の政治的信頼は日増しに強化されている。現在、両国関係は最盛期にある」と強調しました。

 

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