今週の主な国内ニュース6月2日から

*今週、ハノイで開催中の第13期国会第7回会議では経済社会発展状況に関する政府報告が討議されました。また、国会議員は漁民支援措置について討議した際、「政府は漁民の大型漁船の造船を補助する必要がある」との意見が出されました。また、今週の国会では国会、人民評議会から任命された役職者に対する信任投票に関する国会の決議35号の改正補充、身分証明書法案、戸籍法案、国籍法改正案、ベトナム人民軍士官法案、人民公安法改正案に関する審査報告が発表されました。

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*今週、ハノイで、ベトナム中間ビジネスフォーラム2014が開催され、グェンタンズン首相が出席しました. 「計画から行動へ、新貿易協定のための準備」をテーマとした今回のフォーラムでは、投資、貿易、税関、関税、労働などについて討議が集中的に行われました。フォー ラムで、ズン首相は「現在、ベトナム政府は2016~2020年期の経済社会発展5カ年計画を作成している。ベトナムは平和、独立、豊かな国民、強固な国、民主主義的で、公平と文明的な社会主義国の建設のために取り組んでいる。ベトナムは経済の持続的成長と社会進歩、公平の実現を両立させる」と強調しました。ズン首相は次のように語りました。

(テープ)

「経済構造の再構築において、ベトナムは中小企業を始め、民間企業の発展に最も有利な条件を作り出しています。これをベトナム経済を発展させる原動力と見なしています。私たちは外国人投資家をさらに誘致するため便宜を図ります。また、ベトナム政府は労働市場と各企業の要求に応えるため、人材育成に力を入れています。」

*今週、ベトナム外務省は国際記者会見を行い、中国がベトナムの排他的経済水域と大陸棚に石油リグを不法に設置したことや、この問題を平和的措置で解決しようとしているベトナムの努力に関する情報を提供しました外務省の統計によりますと、このおよそ1ヶ月間、国際社会の猛反発を無視している中国は、不法な行動を中止せず、ベトナムを中傷しました。特に、中国側は、ベトナムの排他的経済水域と大陸棚に不法に設置された石油リグの活動範囲を拡大させ、護衛船を増派しました。中国外務省・華春瑩(かしゅんえい)報道官がベトナムが中国の石油リグの活動を妨害するため、多くの船を配置する外、中国の船を攻撃するという中傷論調に関して、国家国境線委員会のチャン・ズイ・ハイ( Tran Duy Hai) 副委員長は次のように語りました。

(テープ)

「中国外務省・華春瑩報道官の発言は事実を歪曲しました。公開された映像によりますと、中国の船がベトナムの船に放水した上で体当たりしました。私たちは華報道官の発言を否定しました。

*今週、ベトナムのグェン・シン・フン国会議長はベトナムを訪問中のアメリカ下院教育労働委員会のジョン・クライン委員長と会見を行いました。会見では、中国がベトナムの排他的経済水域と大陸棚に石油リグ「海洋981号」を不法に設置したことや、両国議会を含め、両国関係について意見が交わされまし た。ジョン・ クライン委員長は「アメリカは主権を守るためのベトナムの戦いを支持すると共に、関係各側が早期に平和と外交ルートを通じて、現在の緊張情勢を解決するよう希望 を表明しました。今週、グエン・タン・ズン首相はベトナムを訪問中のアメリカのペニー・プリツカー商務長官と会見しました席上、ズン首相は「ベトナムとアメリカとの関係が良好に発展している」とした上で、「ベトナムはアメリカ側と共に、この関係を、経済、貿易、投資などの分野で、さらに発展させ、その効果を向上させたい意向がある」と強調しました。

*今週、国内各地で、6月5日の世界環境デーに対応する様々な活動が行われました。今年の環境デーは「海面上昇防止対策のために行動しよう」をテーマに、環境保護、島嶼や沿海地帯における気候変動への対応の重要性を訴えます。5日午前、ホーチミン市で、6月5日の世界環境デーを記念する集会が行われました。集会で、ホァン・チュン・ハイ副首相は「各レベルの行政府が天然資源の効果的利用と自然災害の防止に関するコミュニティの意識向上のために宣伝教育活動を強化するよう提案しました。

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