*今週、ハノイで、ベトナム共産党中央委員会、国会、政府、祖国戦線中央委員会、および、ハノイ市当局はベトナム共産党創立85周年を記念する式典を盛大に行いました。式典で、グェン・フー・チョン共産党書記長は演説を行い、「1930年2月3日に、ベトナム共産党が創立されたことはベトナムの歴史において、重要な出来事である」と明らかにすると共に「ベトナム共産党が創立されたのはベトナム革命における大きな転換点であり、ベトナムの発展に輝かしい節目を記した」と強調しました。今後の共産党の任務について、チョン共産党書記長は次のように語りました。
(テープ)
「現在、全党、全軍、全国民は全力を尽くして、ドイモイ事業、国の工業化と近代化事業、社会主義を志向する市場経済、国際社会への参入を進めています。これはベトナム社会主義、豊かな国民、強固な国、民主主義、公平、かつ、民主主義という目標を実現するためのものです。」
*今週、グエン・フー・チョン党書記長は中部クアンチ省を視察し、同省の経済社会発展状況や、党の決議実施状況などを視察しました。同省の指導部との会合で、チョン書記長はベトナム共産党の発展の道のりを振り返り、「党の成功を決める要素は民族大団結の発揮だ」とした上で、同省指導部に対し、団結を強化する必要がある」と訴えました。
*今週、北部山岳地帯の各地方を訪問中のチュオン・タン・サン国家主席はイェンバイ省の経済社会発展状況や、少数民族の人々の生活などを視察しました。同省の指導部との会合で、サン主席は、「イェンバイ省は、貧困解消促進のために、地元のメリットである農・林業の近代化を進める必要がある」と訴えました。また、サン主席は「北部山岳地帯にある各地方が科学技術研究・導入における国際協力をまだ重要視していないことは事実である。今後、この問題を解決するために、地元の青年を海外に派遣する必要がある」と強調しました。
*今週、2014年の貧困解消活動を総括し、2015年の任務を展開するオンライン会議が行われました。会議で、グェン・タン・ズン首相は関連各機関に対し、全国における貧困世帯の割合を5%以下抑えるように取り組むよう要請しました。ズン首相は次のように語りました。
(テープ)
「ベトナム共産党と政府は貧困解消を国の発展目標の一つとして見なしています。持続的成長を遂げるため、まずはじめに、貧困を解消しなければなりません。貧困解消は重点的政治任務と位置づける必要があります」
*今週、ホーチミン市で、南部メコンデルタの持続可能な発展のためのフォーラムが行われました。フォーラムの開幕式で、ホアン・チュン・ハイ副首相は「国家の食糧安全保障に対する南部メコンデルタの重要な役割を強調した上で、「現在、ベトナム政府は気候変動対応策と経済社会発展計画を両立させて実施している。今後、国際諸組織はメコンデルタを始め、ベトナムの気候変動対応に支援するよう」希望を表明しました。今回のフォーラムでは南部メコンデルタの自然災害の予報能力、この地域の発展計画の作成、気候変動と海面上昇の監視ネットワーク作りなどについて討議が集中的に行われました。