各地での植樹運動

(VOVWORLD) - ベトナムの伝統的お正月テト明けから、多くの地方で、「ホーチミン主席の恩を思う」植樹運動が活発に行われています。テト明けの植樹運動はベトナム国民のよき伝統となっています。

今年も、ベトナムの党と国家、政府、国会の指導者らは、各地方を訪れ、地元住民とともに、植樹祭に参加しました。今年、全国で、195ヘクタールの植林と5000万本の木の植樹が行われる見通しですが、これは、沿海地帯の森林開発計画の実施や、木工の質的向上、林業の持続可能な発展を目指すものです。

植樹祭で、党と国家、政府、国会の指導者らはいずれも、地球の温暖化や、気候変動、海面上昇、洪水など自然災害が多発し、人間の生命と生活を脅かしている背景における植林と森林保護の戦略的重要性を再確認しています。

こうした中、各地方や、機関、部門、国民は、果樹や、防災林などを保護・拡大するために、植樹・植林運動に積極的に参加する必要があると訴えています。

実際、この数年間、全国民は、森林の保護・拡大の重要性を認識して、植林運動に積極的に参加し、多くの成果を収めてきました。したがって、林業は重要な経済部門となっており、国民の収入向上や、環境保護、気候変動への対応、国の経済社会発展事業に積極的に貢献しています。また、森林乱伐防止対策も強化されています。

一方、農業農村開発部門は、「2016~2020年期における林業の持続可能な発展目標プログラム」を実施しています。その中には、各種の森林の価値向上や、森林の持続的保護、森林面積の42%増加、100億ドルの林産物輸出額、林業に携わる2500人の生活改善などがその目標として盛り込まれています。そして、全国民の努力により、これらの目標が達成できると期待されています。

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