国外在留ベトナム人 国の発展に貢献

(VOVWORLD) - ベトナムの党と国家は常に、国外在留ベトナム人をベトナム民族から切り離すことができない一部として見なしており、国外在留ベトナム人に国への投資を奨励する政策をとっています。

現在、110の国と地域に在留しているベトナム人は450万人であるとされています。その中で、アメリカに在留しているベトナム人は220万人にのぼっています。近年、ベトナム経済に対する国外在留ベトナム人の貢献は大きくなっています。

WB世界銀行によりますと、2018年、国外在留ベトナム人のベトナムへの送金額は160憶ドルにのぼると予測されています。また、現在、ベトナムで国外在留ベトナム人が出資した企業は約3000社、その投資総額はおよそ40憶ドルにのぼっています。これらの企業は製造業、加工業、貿易、観光、建設、水産物の養殖、情報技術など多岐に携わっており、大勢の労働者に雇用を創出しています。そして、国外在留ベトナム人の努力により、多くのベトナム商品が世界各国に輸出されています。さらに、国外在留ベトナムの知識人は、国の科学研究や、技術移転、科学技術の育成に大きく貢献しています。

先ごろ、中部ゲアン省で行われた「国外在留ベトナム人と各地方とのつながりの強化を目指す」会議で、国外在留ベトナム人担当委員会のレ・タイン・ギ委員長は、国外在留ベトナム人の多くは祖国の発展に貢献したいという考えを持っていると述べ、政府は常に、国外在留ベトナム人の投資に便宜を図っていると強調しました。これは、国の発展だけでなく、民族の団結の強化にも寄与していると言えるでしょう。

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