第11回南部民間お菓子祭り2024は、旧暦3月9日から13日にあたる4月17日から21日にかけて、南部カントー市ビントゥイ区の広場で開催されます。この祭りは、旧暦3月10日のベトナム建国の祖フン王の命日を記念し、南部各地方を含む全国各地の伝統文化を保存・発揮することを目的としています。

第11回南部民間お菓子祭り2024は、4月17日から21日にかけて、南部カントー市ビントゥイ区の広場で開催

「南部の風味を楽しむ」をテーマにする今回の祭りで、約250の展示ブースが設けられ、100人以上の職人が参加予定です。開催中には、伝統お菓子作りコンテストや、職人の料理パフォーマンス、お菓子展示会、カントー市トゥアンフン村の有名なライスペーパーの紹介など、さまざまな活動が行われます。これを通じて、各地方が自らのお菓子と特産品を紹介し、他地方との交流を深める機会となります。

開会式は旧暦3月10日にあたる4月18日に行われ、フン王にお菓子を献上する儀式や、南中部発祥のお好み焼き「バインセオ」と民間お菓子の展示会、伝統職業村の再現、歌舞公演が計画されています。

南部民間お菓子祭りはこれまで10回開催され、何十万人もの観光客が参加している

カントー市文化・スポーツ・観光局のグエン・ミン・トゥアン局長は、「この祭りは伝統文化の保存における民間お菓子職人の貢献を称える機会であり、民族の伝統文化を次世代に伝えるのに役立つ。また、民間お菓子の創造と更新を促し、徐々に南部民間お菓子のブランドを確立することも目指す」と明らかにし、次のように述べました。

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「組織委員会は、長さ3メートルのバインセオを作るために職人たちを招待しました。この料理は、南部だけでなく、全国の人々がよく知っている料理です。今年の南部民間お菓子祭りに合わせて、民間お菓子からインスピレーションを受けた衣装を作る有名なデザイナー、ミン・コン氏に対して新しいファッションを創造するよう招待しました」

南部民間お菓子祭りはこれまで10回開催され、数十万人もの観光客が参加しています。この祭りは、ますますメコンデルタ地域を含む全国の人々にとって期待される年次イベントとしての地位を高めています。