10月6日から一週間の主な国際ニュース


*   イスラエルとイスラム原理主義組織ハマスの戦闘で、甚大な被害を受けたパレスチナ自治区ガザの復興支援のためにエジプトの首都カイロで開かれた会議は先週、参加国が約54億ドルの支援を表明して、閉幕しました。復興に向けた資金調達に一定のめどがついた形で、作業加速に期待が高まりました。

*   アメリカで西アフリカから入国した男性がエボラ出血熱を発症したことを受けて、オバマ大統領は国家安全保障会議のメンバーらと協議し、感染の拡大防止に向けて空港で乗客らを検査するための追加措置を検討する考えを示しました。アメリカのオバマ大統領はホワイトハウスでケリー国務長官ら国家安全保障会議のメンバーらと協議しました。なお、WHO世界保健機関の発表によりますと、西アフリカや米国などのエボラ出血熱感染者数は8399人、うち死者は4033人と、4000人を突破しました。

*   先週、トルコと国境を接するシリア北部の都市が、イスラム過激派組織「イスラム国」による攻勢を受けて陥落するおそれが出ているなか、アメリカ軍はサウジアラビアなどと合同で、シリア北部で2日間にわたって集中的な空爆を行い、「イスラム国」の進撃を食い止めようとしました。アメリカ軍はトルコと国境を接するシリア北部の都市アイン・アルアラブの周辺で、イスラム過激派組織「イスラム国」に対して、5回の空爆を行ったことを明らかにしました。

*   インドとパキスタンの国境地帯で先週、両国の軍隊による銃撃戦があり、少なくとも9人の民間人が死亡、数十人が負傷した。両国はここ数カ月、衝突を繰り返しています。

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