*北アイルランドのロック・アーンで開かれていたG8サミット最終日に採択された共同声明には朝鮮民主主義人民共和国の挑発的な行動に対する深い懸念とともに核実験とミサイル開発放 棄を促す内容が盛り込まれました。
*アフガニスタンのカルザイ大統領は、アメリカ軍を中心とする国際部隊に代わって、現地の軍や警察が全土で治安確保の責任を担うと発表し、アフガニスタンは自立に向けた大きな節目を迎えました。
アフガニスタンでは、おととしから、アメリカ軍を中心とする国際部隊から現地の治安部隊へ治安の権限が段階的に移されてきましたが、18日、その最終段階に入る式典が行われました。
その中で演説したカルザイ大統領は、「アフガニスタンの治安部隊はあすから全土で軍事作戦を主導する。アフガニスタンにとって歴史的なときを迎えた」と述べ、現地の軍や警察が国際部隊に代わって、治安確保の責任を全面的に担うと発表しました。
これを受けて、現在、およそ10万人が駐留する国際部隊は、現地の軍や警察の訓練や後方支援の任務が中心となり、戦闘任務を終える来年末までに、その大半が徐々に撤退する計画です。
*中国の王毅外相は先週、訪中していた朝鮮民主主義人民共和国の金桂官(キム・ゲグァン)第1外務次官と北京で会談した。中国外務省によ りますと、19日に開いた次官級の中朝戦略対話を踏まえ、北朝鮮の核問題や6カ国協議の早期再開に向けて協議しました。今後の中朝関係のあり方も意見交換したよう です。中国外務省は「対話は有益で建設的だとの認識で一致した」としました。
*イラン大統領選で当選した直後、記者会見で発表を行った保守穏健派のロウハニ新大統領は世界共同体に対する核問題での信頼醸成を目指すため、全力をあげて取り組むことを公約しました。