3月4日からの先週の主な国際ニュース

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*先週、南米ベネズエラのチャベス大統領が、現地時間5日午後、カラカス市内にある軍の病院で死去しました。大統領の死去を受けて、ベネズエラでは、30日以内に大統領選挙に向けた手続きを始めることになっていて、チャベス大統領から後継者に指名されていたマドゥーロ副大統領と、去年10月の大統領選挙で野党の統一候補としてチャベス政権からの脱却を訴えたカプリレス氏などが立候補するものとみられています。

*先週、中国の第12期全国政協第1回会議が開幕しました。賈慶林・第11期全国政協主席は過去5年間の活動を報告し、その中で、「この5年間、中国共産党の正しい指導の下、人民政協は党と国家の中心的活動をしっかりと押さえ、政治協商、民主的監督、政治参与・議論の機能を真剣に履行し、祖国統一の促進、対外交流の拡大を推し進めるために重要な貢献を果たし、人民政協の歴史に新たな一章を書き加えた」と述べました。また「中国共産党の指導を常に堅持しなければならない」「人民政協事業の発展の正しい方向を押さえる」など6つの主要ノウハウを総括したほか、今後5年間の活動について「第18回党大会の精神を踏み込んで学び、貫徹する」など6つの提言を行いました。

*先週、朝鮮民主主義人民共和国で韓国との対話の窓口になっている祖国平和統一委員会は、声明を発表し、アメリカや韓国に対して、「核戦争の導火線に火をつけようとしながら、国連でわが国に対する追加の制裁決議を仕立て上げるという横暴を行った」として、米韓の合同軍事演習や国連安保理の制裁決議を非難しました。そして、対抗措置として「南北間の不可侵に関するすべての合意を破棄し、今月11日以降、無効とする」と一方的に宣言し、軍事境界線の連絡チャンネルも閉鎖することを明らかにしました。

*先週、アメリカのヘーゲル国防長官はアフガニスタンを訪問しました。滞在中、カルザイ大統領や駐留米軍のダンフォード司令官らと会談しました。同長官はアフガニスタンに向かう機中で記者団に「我々は責任ある権限移譲に向けて多くの課題を抱えている」と述べ、アフガニスタン政府や同盟国との連携を強化する考えを示しました。

 

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