7月14日から一週間の主な国際ニュース


*   マレーシア航空は、オランダからマレーシアに向かっていた旅客機がウクライナの上空で消息を絶ったと発表し、ロシアのメディアは、旅客機がロシアとの国境に近いウクライナ東部で撃墜されたと伝えました。

マレーシア航空によりますと、この旅客機はボーイング777型機で、乗客280人、乗員15人が乗っていたということでロシアとの国境からおよそ50キロ離れたウクライナ東部で通信を絶ったとしています。マレーシアのナジブ首相は20日夜、首都クアラルンプールで演説し、「罪のない人々に対する犯罪を犯した者たちは裁きにかけなければならない」と述べ、憤りをあらわに しました。

そのうえで、「身元が確認されたマレーシアの犠牲者が故郷の地で安らかに眠れるよう、政府が必ず連れ戻す」と述べて、親ロシア派の武装集団に一 刻も早く遺体を引き渡すよう求めていく考えを示しました。


*   イスラエル軍によるパレスチナ暫定自治区のガザ地区への攻撃で、パレスチナ人60人以上が、この2日間で死亡したことを受けて、国連安全保障理事会の緊急の非公式会合が開かれ、パレスチナとイスラエルが互いを激しく非難しました。


* 7月15日、中国はベトナムの排他的経済水域と大陸棚から石油掘削施設を撤収しました。ベトナムは 国際世論の大きな支持を得ており、東南アジア諸国は対中不信を高めています。さらに、これまで中越の対立に中立的な態度を取ってきたアメリカがベトナム支持を明確化したことも、中国にとって大きな誤算だったといえます。

しかし、中国はベトナム東部海域いわゆる南シナ海を独占するという陰謀を抱えたままになっています。


* 韓国政府は、日本政府に従軍慰安婦に対する適切な賠償を 最近、被害女性122人が国家を相手に損害賠償訴訟を提起しました。原告はアメリカ軍と韓国政府が性売買業者を管理したと主張しました。多くの資料によりますと。

第2次世界大戦中に日本軍は朝鮮と中国の女性を中心に20人以上の慰安婦を強制連行したとされています。

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