8月18日からの主な国際ニュース

* ドイツのメルケル首相は23日、ウクライナを訪問し、ポロシェンコ大統領と会談しました。会談後の記者会見でメルケル首相は、ウクライナ情勢の緊張緩和には、対ロシア国境の管理を強化する必要があると発言しました。26日に予定されているロシア・ウクライナ首脳会談について「問題の解決には双方の行動が必要だ。どちらか一方だけでは、和平は実現できない。ロシアとの協議で問題が解決することを期待する」と述べました。

*イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」がシリアで行方不明とされていた米国人ジャーナリスト、ジェームズ・フォーリー氏とされる人物を処刑する映像を公開しました。世界各国はこの事件に猛反発しています。

*停戦協議が事実上決裂し、戦闘が再開したパレスチナ暫定自治区のガザ地区で、イスラエル軍は、イスラム原理主義組織ハマスの軍事部門の幹部を標的に空爆を強化し、これに対しハマスは、ロケット弾による攻撃を強める姿勢を強調するなど、長期的な停戦への見通しは立っていません。ガザ地区では、一時的な停戦の延長で、およそ9日間にわたり戦闘が停止したあと、エジプトで行われていた長期的な停戦に向けた協議が、事実上決裂し、双方による攻撃が再開しました。

* タイのプミポン国王は先週、軍政トップのプラユット陸軍司令官が暫定首相として就任することを承認しました。立法議会は、プラユット氏を暫定首相に選出していました。国王による承認は形式的な手続き、向こう数週間で暫定内閣が組織される見通しです。

*西アフリカでエボラ出血熱の患者が増え続けるなか、シエラレオネの医療施設で働いていたイギリス人がエボラウイルスに感染したことが分かり、治療を受けるため24日、イギリスに向けて搬送されました。西アフリカではエボラ出血熱の患者が増え続けていて、WHO=世界保健機関のまとめによりますと、これまでに感染や感染の疑いで1400人以上が死亡しています。

 

 

 

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