先週の主な国際ニュース7日から

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*ウクライナ東部のドネツクとルガンスクでは、ロシア系住民によるデモ隊が、自治権の強化のために住民投票を実施するためだとして、政府庁舎の占拠を続けています。暫定政権は強制排除に乗り出すことも含め、11日中に事態を解決するとして、デモ隊に建物から退去するよう求めていました。期限前の11日に、暫定政権のヤツェニューク首相はドネツクに入り、地方分権を進めることや、法律を改正して地方での住民投票の実施を可能にすべきだという考えを明らかにし、デモ隊の要求に歩み寄る姿勢を示しました。

*消息不明になっているマレーシア航空MH370便の捜索で、各国の活動を調整するオーストラリアのヒューストン前国防軍司令官は先週、さらに新たな信号を2回探知したことを明らかにしました。信号は不明機の「ブラックボックス」が発した可能性があり、米海軍の機器を使用して捜索を続ける豪当局が信号を探知したのは、この数日間で4回目となります。ヒューストン氏はパースで開いた会見で、「正しい海域を捜索していると考えていますが、MH370便が沈んでいる場所だと確認するためには機体を視認する必要がある」と指摘しました。その一方で、「それほど遠くない将来に、機体やその残骸を発見することを楽観している」とも述べました。

 

*タイのポンテープ副首相は先週、長期化しているインラック政権と反政府派との政治対立について「民主主義の原則を順守すれば、この国に平和を取り戻すことができる」と述べ、選挙や対話など民主的プロセスを通じて問題を解決する必要があると訴えました。一方、同国の首都バンコクで何者かが反政府デモ隊に発砲し、デモ参加者1人が死亡、4人が負傷しました。

*11日に閉幕したボアオアジアフォーラムは東南アジア諸国で好評を得ています。 ラオスのラッタナマニ公共事業運輸次官は「中国の李克強首相が講演で、インフラ施設の相互接続に言及しましたが、これはASEAN諸国間およびASEAN諸国と中国との貿易を牽引し、ASEAN諸国が中国の経済成長から利益を得ることになる。これは、アジアの運命共同体の構築と共同発展にとってプラスである」と語りました。

*先週北京で2014年中国・ASEANの文化交流年の開幕式が行われ、中国国務院の李克強首相は祝賀のメッセージを送りました。メッセージの中で「中国政府はASEANとの善隣友好関係と互恵協力を重視し、文化交流年のイベントを通じて世界に中国・ASEANとの人的往来が収めた成果を見せることを望んでいる。また中国側はASEANとともに努力し、中国・ASEANの友好を保ち双方関係発展の新しい1ページを開き、より緊密な双方運命共同体を構築し、アジア及び世界の平和と発展により大きく貢献していきたい」と表明しました。

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