先週の主の国際ニュース


* 先週、世界各国は2014年の新年を迎えました。ニュージーランドとオーストラリアの各都市で、新年を祝う花火大会が開催されました。オーストラリアのシドニーの花火大会は150万人が集まりました。アメリカ・ニューヨーク のタイムズスクエアでも毎年恒例のカウントダウンが行われ、世界中から集まった観光客や市民が2014年の始まりを祝いました。ニューヨーク中心部の繁華街、タイムズスクエアで行われたカウントダウンの催しには、主催者の発表で100万人に上る観光客や市民が集まりました。


* 先週、イラク西部アンバル州のラマディとファルージャで治安部隊や地元部族が国 際テロ組織アルカイダ系のISIS=イラク・シリアのイスラム国と激しい衝突を繰り広げました。この日だけで双方合わせて100人以上が死亡しました。宗派間の対立が強まるなか、シーア派が主導する政府側が今月1日、スンニ派への譲歩策として軍を撤収させた機に便乗し、ISISが警察署などを襲撃して支配下に置いたということです。政府軍はISISに反発するスンニ派部族とともに掃討作戦を始め、治安当局によると少なくともISIS戦闘員75人と市民32人が死亡しました。


* ロシア南部のボルゴグラードで2日続いて起きた爆発で、治安当局はいずれも男による自爆テロ事件とみて捜査するとともに、ロシア全土で交通機関などの警戒態勢を強化しました。プーチン大統領は2月のソチオリンピックを控え、治安当局に対し、ロシア全土で交通機関などに対する警戒態勢を強化するよう指示し、モスクワの地下鉄や空港などでも警察官らが増員され、警戒を強めています。


* 先週、キューバとアメリカの直行便が再開されました。これは50年ぶりのことです。この直行便はアメリカのフロリダ州発キューバの首都ハバナ行きです。この直行便再開にあたり準備作業は2年かかったということです。


* 1月1日に、アメリカのケリー国務長官がエルサレムとヨルダン川西岸のパレスチナ自治区への訪問を開始しました。ケリー長官が中東を訪問するのは今回が10回目となります。ケリー氏はイスラエルのネタニヤフ首相やパレスチナ自治政府のアッバス議長とそれぞれ会談し、中東和平交渉の合意に向けた協議を行っていました。

 

 

 

 

 

 

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