(VOVWORLD) -最近、中国の「独身の日」という言葉を日本でも耳にすることが増えてきました。とはいえ、実際には「なんとなく知っているけれど、具体的にどんな日かは知らない」という方も多いかもしれません。ここでは、独身の日についてわかりやすく説明していきます。
こんにちは、ご機嫌いかがですか、皆さん。
タオです。
今週の月曜日は11月11日でした。最近、中国の「独身の日」という言葉を日本でも耳にすることが増えてきました。とはいえ、実際には「なんとなく知っているけれど、具体的にどんな日かは知らない」という方も多いかもしれません。ここでは、独身の日についてわかりやすく説明していきます。
もともと中国の11月11日は「光棍節(こうこんせつ)」と呼ばれており、日付の1人を連想させる「1」が並ぶことから一般的に独身の日という意味合いが広まりました。中国語で「光棍」とは独身者を意味します。1993年に南京大学の学生たちが始めた記念日でしたが、メディアを通じて一般の人々へも広まり、独身の若者たちが集まってパーティーを開いたり、独身者が結婚相手を探す日となり、贈り物をすることも流行しました。
この日は、中国では独身を意味する数字の「1」が並ぶため、「独身の日」と呼ばれ、この日にあわせネット通販各社が毎年、大規模な値引きセールを行っています。
では、今日の音楽散歩道では、11月11日の雰囲気に合わせて、愛の孤独についての歌をお聞きいただきましょう。
初めに、「孤独の季節は過ぎ去った」(Buoc Qua Mua Co Don)をお送りします。
「こんにちは、雨よ
初めて会った瞬間
君に秋が落ちてきた 昨日の夢の中
昔、君が言ってくれた言葉はどこに落ちたのか
いつになったら君のことを恋しくおもわなくなるのか
明日、偶然会ったら何て言おうかな…
あるいは、ただ見つめるだけ、二人は静かにすれ違うのみ」
お聴きいただいた曲は、「孤独の季節は過ぎ去った」でした。
次に、「大人が孤独なとき」(Khi Nguoi Lon Co Don)をどうぞ
「とても小さな街なのに、君が見つからない
ずっと探しても街の人混みに君は見つからない
街はこんなに小さいのに
ちょっとした温かさ、それでも見つからない」
お聴きいただいた曲は「大人が孤独なとき」でした。
ではおしまいに、「ひとりぼっち」(Mot Minh)をどうぞ
「風が覚えているのは誰 縁側に一人でぼんやり座る
雨は何を覚えているのか 入口を通り、何かをささやく
今夜、また君を思う
今夜、私はまたひとり
君がいないと寂しくてたまらない
風は二つの肩に吹き下ろし
足は小さな道をさまよう
あなたなしで私はとり残される
乾いた葉が落ちるこの季節
奇妙な地平線にいる君は、孤独になる
君を思うと本当に心が痛む」
お聴きいただいた曲は「ひとりぼっち」でした。
いかがでしたか、みなさん。今回は、愛の孤独についての歌をお届けしました。今日の音楽散歩道はこれで終わります。来週、またお会いしましょう。