(VOVWORLD) - リスナーの皆さんから寄せられたお便りを音楽と共にお送りするおしゃべりタイムの時間です。
ゴック こんにちは、ゴックです。
タオ こんにちは、タオです。
ゴック タオさん、最近、日本を訪れるベトナム人観光客の数が急増していますね。
日本がベトナム人の魅力的な目的地となった
|
タオ そうですね。JNTO=日本政府観光局が発表した統計によりますと、7月に日本を訪れた外国人観光客の数は延べ290万人で、昨年同期と比べて5.6%増となりましたが、その内、ベトナム人観光客の数は4万8百人で、同期比で21.8%増となっています。
ゴック その原因としては、JNTO=日本政府観光局は、7月が多くの国で夏休みであることや、日本政府が外国人観光客を対象にビザ規制を緩和したことなどを取り上げています。
タオ ベトナム観光総局も、「今後も、日本を訪れるベトナム人観光客の数が増えていく」と予測していますね。
ゴック そうですね。これは、両国の国民間の交流や、相互理解の深化などに役立つと評されています。
タオ 私自身も、いつか、時間を作って、日本旅行をしたいのです。紅葉を見たり、ショッピングしたりしないと思います。
ゴック いいですね。私もしたいね。では、お便りを紹介しましょうか。初めに、岐阜県美濃市のひらの・せいいちさんからの8月11日受信のメールです。ひらのさん、ご紹介が遅れ、季節遅れですみません。
― ベトナムの声日本語放送の皆様、こんにちは。7月下旬まで今年は例年より遅い梅雨明けになりましたが、梅雨が明けてから8月上旬になって岐阜は連日35度以上を観測しています。先日、私の住んでいる美濃市も多治見市と同様に38度を観測し、夜になっても暑さの勢いは弱まらずエアコンをつけています。この危険の暑さの為に、気象庁などでも細かい水分補給とエアコンの使用を盛んに呼び掛けています。今月、岐阜県各地では花火大会が行われていますが、美濃市は1日に花火が行われ、私は自宅の2階から花火の様子を約1時間ぐらいでしたが、楽しく見ることができました。番組の感想では「ベトナム紹介」の時間を拝聴し、職業村について取り上げていましたが、全国で職業村がどのくらいあるのか、その中でハノイの職業村では手工業が発展していること、ハノイにはどのような産業や2030年までの今後の計画と観光との結びつきについて知ることが出来ました。
タオ ひらのさん、メールありがとうございます。この日本語放送がひらのさんの役に立ち、うれしいです。
ゴック さて、ベトナムでも暑い日が続いています。その暑さが和らぐ兆しが見えますが、38度に上る日もあります。
タオ ひらのさん、体に気をつけてくださいね。次に、東京都西東京市のすがい・かずひろさんからの8月22日受信のメールです。
― おしゃべりタイムではVOVでインターンシップをされている伊藤絢音さんが担当されましたね。レギュラーでおしゃべりタイムを担当されるのでしょうか。いろいろな視点で、今のベトナムを伝えていただければと思います。よろしくお願いします。皆様のお便りでは夏の暑さに触れていましたが、ベトナムでは涼しさを求めて山や高原へ行かれる方は多いのでしょうか。北部の山岳地帯は標高も高く、日本で言えば、信州の観光地のようにたくさんの行楽客を集めそうですが。私も毎夏、北アルプスの山を歩いています。朝晩は麓の暑さが嘘のように冷え込みます。また雄大な景色を眺め、リフレッシュしています。
ゴック すがいさん、メールありがとうございます。伊藤さんは3週間だけのインターンシップなので、もう終えて帰国しましたが、今後VOVで仕事ができれば、いいな、ベトナムで働きたいといって、名残惜しそうに別れましたよ。
タオ さて、すがいさんからのご質問についてですが、ベトナムでも避暑のために、山に行く人がたくさんいます。私たちも時々、行きます。
ゴック 最も有名な避暑地は、北部山岳地帯ラオカイ省サパです。外国人観光客も好きですよ。この町は海抜が1500∼1650メートルで、一年中、涼しいです。特に、自然風景はとても美しいです。
タオ そのほか、東北部にあるタムダオ(Tam Dao)町も人気があります。この避暑地は海抜が1000メートル以上で、ハノイからたった80キロで、とても近いので、いつも賑わっています。
ゴック 中部高原地帯テイグエン地方でも世界的にも有名な避暑地がありますね。それは、ダラット市ですね。
タオ そうですね。最近、幾人かの日本人投資家はそこで事業活動を行っていますよ。例えば、レタスや、イチゴ栽培プロジェクトです。
ゴック 続いて、東京都大田区のみわ・とくひろさんからのメールをご紹介します。
― 明日にも台風3号(ウィパー)がクアンニン省から紅河デルタ地方ナムディン省にかけての地域に上陸する見通しとのニュースを見ました。先月4日には、台風2号(ムーン)が同じようなコースで上陸し、地滑り災害が起こり、犠牲となった方がおられました。今回の台風が大きな災害をもたらすことが無いことを祈るばかりです。地域に住まれている方々には、田畑や河川の状況が気がかりかとは思いますが、どうか身の安全を第一にして、無理なされないようにして欲しいと思います。さて、ベトナムから日本へ多くの方がお仕事のために来日していただき、様々な業種でベトナムの方々を見かける様になりました。日本での生活で、言葉や文化の違いで不便をされている方も多いのかと思います。そのような方を支援するために
「外国人材の受入れ・共生のための総合的対応策」が政府によって行われています。その対策の一つとして、今月から「気象庁ホームページで、危険度分布と雨雲の動き」がベトナム語を含め5か国語に対応したとのことです。日本も異常気象と言われるほどの大雨が降ることがありますので、自然災害に巻き込まれないように危険性を母国語で読んで、注意をしてほしいと思います。他にも最近、生活支援のための行政窓口などが作られたり、ようやく対策がされはじめています。そうした行政のサービスなど上手に活用して、日本での生活が充実して、そして楽しいものとなるようにしてほしいと思います。
タオ みわさん、メールありがとうございます。みわさんがおっしゃる日本政府の措置は効果的なものですね。そして、みわさんのベトナム人への暖かいお気持ちを実感して、感激しています。
ゴック そうですね。これからも来日するベトナム人が増えていく見通しですが、これらの措置は意義深いと思います。
タオ 今週もたくさんの方からお便り、メッセージを頂きました。ありがとうございます。最後に、お名前だけでもご紹介いたします。
・ 山形県、さかた市の・ときた・みちお・さん
・ 福島県いわき市の・かずま・さんぺい・さん
・ 千葉県千葉市の・あさの・ひろし・さん
・ 神奈川県よこはま市の・しおざき・やすひろ・さん
・ 新潟県新潟市の・いしぐろ・たかし・さん
・ 愛知県、豊田市の・よしえ・くにひさ・さん
・ 大阪府ひがしなり区の・たなか・みつる・さん
・ 福岡県北九州市の・いまだ・しんいちろう・さん
・ 福岡県おかがき町の・ほかむら・ふみと・さん