(VOVWORLD) - リスナーの皆さんから寄せられたお便りを音楽と共にお送りするおしゃべりタイムの時間です。
ゴック こんにちは、ゴックです。
アン こんにちは、アンです。
ゴック アンさん、今年上半期も、日本を訪れたベトナム人観光客の数が急増していますね。
アン そうですね。JNTO=日本政府観光局の統計によりますと、6月に訪日したベトナム人観光客数は2万9500人で、昨年と比べると、およそ35%増加しています。
ゴック したがって、今年上半期に日本を訪れた人の数は19万4300人になりますね。前年同期と比べ、23・7%増となっています。
ベトナムの美しい自然風景は観光客を魅了 |
アン はい。また、ベトナムを訪れる日本人観光客も引き続き増加しています。ベトナム観光総局によりますと、今年1月から5月末まで、その数はおよそ35万人です、前年同期と比べ、6%増加しています。
ゴック 観光総局は、年末までも、ベトナムを訪れる日本人観光客、及び、日本を訪れるベトナム人観光客が引き続き増加すると予測しています。
アン これはグッドニュースですね。観光客の相互訪問は経済面で利益をもたらすだけでなく、国民交流や、相互理解の深化などにも役立ちますから。
ゴック そうですね。では、お便りを紹介しましょうか。初めに神奈川県横浜市のしおざき・よしひろ さんからの3ヶ月前の5月15日受信のお便りです。
― ベトナムの声、日本語課の皆さん、こんにちは。今日の放送を聴いての感想ですが、「ニュース」ではベトナム政府が電子立国を目指すことを表明しているそうですが、日本政府も過去にそういう事を表明しています。現在の世界の流れなのではないでしょうか?また、ニュースを聞いていて思ったのですが、ベトナムも世界中のいろいろな政府の閣僚の人とお付き合いがあるのですね。聞いていて参考になりました。「解説」は中東和平プロセスの暗い先行きという論評でしたが、中東情勢は日本人の私にとっては複雑な心境です。日本は石油の供給のほとんどをアラブ諸国に頼っています。イスラエル人もアラブ諸国の国民の人達も親日的です。また、イスラエルの後ろ盾になっているアメリカは日本の同盟国であり、今現在、日本は国の安全保障のほとんどをアメリカに頼っています。従って日本はアメリカに同調せざるを負えないのです。ところで、今年は貴局が日本語放送を開始して55周年になるのですね。私が貴局の放送を初めて聞いたのが1975年ですが、私が生まれる年に日本語放送が始まったというのは感慨深いものがあります。ところで質問が1つあるのですが、ベトナムには城跡はあるのでしょうか。私は城が好きなので、もし良かったら教えてください。と書いてくださいました。
アン しおざきさん、ありがとうございます。お久しぶりですね。しおざきさんからのお便りを読んで、しおざきさんが国際関係に関心を寄せ、そして、この日本語放送がしおざきさんに役立つことが分かり、嬉しいです。
ゴック さて、しおざきさんからのご質問についてですが、ベトナムでも城跡がたくさんあります。その中で、首都ハノイにあるタンロン古城や、中部古都フエの王城遺跡、タインホア省にあるホー朝の古城はUNESCOの世界文化遺産リストに登録されています。
アン もちろん、ベトナムの城の建築様式は金沢城など日本の城と違います。言葉で説明しにくいです。しおざきさん、チャンスがあれば、是非ベトナムを訪れ、自分の目で見てくださいね。次に、東京都板橋区の岡村・僚さんからのメールです。
― VOV日本語課スタッフの皆さん、こんにちは。今回もベトナムに関して、気になる話題があるので、質問致します。それは、「ベトナムの年金制度・社会保障制度」についてです。ベトナムは社会主義の国なので、社会保障制度も充実していると思ったからです。日本には、国民すべてが加入する「国民基礎年金」と、企業に勤める会社員が加入する「厚生年金制度」、他にも公務員が加入する「共済年金制度」もあります。また、最近では「確定拠出年金」や「個人年金」、「企業年金」など、いろいろな年金制度があります。ベトナムではどのような形式の年金制度があるのか、または、どのような社会保障制度があるのか、教えてくだされば幸いです。
ゴック 岡村さん、メールありがとうございます。ベトナムの年金制度と社会保障制度は複雑で、この番組の時間内で、説明するのは難しいです。
アン そうですね。「ベトナム紹介」か、「文化・社会」のコーナーで詳しくご紹介しますので、どうぞお待ち下さい。
ゴック 続いて、千葉県船橋市のすどう・みきおさんから5月1日受信のメールをご紹介します。
― 日本では、ベトナムの研修生の扱いに対して問題になっています。研修生として日本に入国しなければ、良いのですが、ベトナム国内でどのような募集の仕方をしているのでしょうか?低賃金、人種差別などで、日本を嫌いになって帰国するベトナム人が多いとか。と書いておられます。
アン すどうさん、メールありがとうございます。すどうさんが取り上げる問題も難しいですね。
ゴック そうですね。それぞれの人によって違うからですね。でも、私が知っているところ、日本が好きなベトナム人研修生が多いです。
アン そうですね。多くの研修生は、日本で経験を積み、知識を身につけ、お金を節約して、帰国してから起業できました。彼らは、日本は居住に適したところだとしていますよ。次に、東京都、西東京市のすがい・かずひろさんからのメールをご紹介します。
― 貴局の歴史ある放送の55周年という記念すべき番組を聴くことができ、大変うれしく思います。長い歴史の中ではスタッフが3人になった時期や米軍の爆撃を受けたりして放送の継続に多大な苦労をされたことを感じました。さらに、日本語スタッフ確保のために日本語を教えてスッタフを育成する等様々な努力をされたことに頭が下がる思いです。また、自分の年齢とほぼ同じ歴史がある放送に親近感を感じました。番組に出演されたゲストのお二人とも同じ年齢でしたね。自分はベトナムの声の放送は約40年前に初めて聞き、レポートを出したのは1998年5月5日の受信がもっとも古いものでした。これからも、興味深い番組を続けていただきますようお願いします。
ゴック すがいさん、メールありがとうございます。この日本語放送へのすがいさんの暖かいお気持ちは私たちにとって、大きな励みとなっています。感激しています。
アン 感謝いたします。今後とも是非お願いします。今週もたくさんの方からお便りや、メールなどを頂きました。ありがとうございます。最後に、お名前だけでもご紹介いたします。
・ 埼玉県ふじみ市の・やまざき・ふみひこ・さん
・ 千葉県ふなばし市の・さかもと・けんじ・さん
・ 東京都大田区の・みわ・とくひろ・さん
・ 東京都ふちゅう市の・さえき・よしのり・さん
・ 東京都西東京市の・すがい・かずひろ・さん
・ 東京都しながわ区のひろおか・あつし・さん
・ 神奈川県横浜市の・こんどう・シンペイ・さん
・ 神奈川県にのみや町の・せきもと・まさる・さん
・ 神奈川県かわさき市の・おいかわ・かずあき・さん
・ 石川県かなざわ市の・おおくち・たかし・さん
・ 静岡県はままつ市の・とやま・よしひろ・さん
・ 大阪府いけだ市の・まつもと・あきら・さん
・ 奈良県奈良市の・まつい・ひろゆき・さん
・ 岡山県つやま市の・まえだ・あきお・さん
・ 福岡県さわら区の・おおまち・たくや・さん
・ インドのSiddhartha Bhattacharjeeさん
・ インドのMr Ram Babu Kumarさん