(VOVWORLD) - リスナーの皆さんから寄せられたお便りを音楽と共にお送りするおしゃべりタイムの時間です。
ゴック こんにちは、ゴックです。
アン こんにちは、アンです。
ゴック アンさん、来週金曜日は9月21日ですね。何の日か分かりますか?
アン そうですね。ベトナム・日本外交関係樹立45周年を迎える日であり、特別な日です。この日に、この日本語放送は特別番組をお送りする予定です。
ゴック 番組の中には、両国の政治、経済、文化関係を振り返るとともに、今後の方向を紹介します。
アン この番組のために、この3ヶ月、VOV日本語放送のスタッフ全員は尽力してきました。これまで、準備作業はほぼ完了しています。計画通りに放送できると思います。リスナーの皆さん、ご期待くださいね。
ゴック はい。リスナーの皆さん、ぜひ時間を作ってお聴きください。そして、知り合いにもお伝えくださいね。お願いします。では、お便りを紹介しましょうか。初めに東京都板橋区の・おかむら・りょう さんからのメールです。
― VOV5・日本語放送のスタッフの皆様、いつも楽しい番組を放送してくださり、誠にありがとうございます。今回の質問は、ベトナムにおける高等学校(高校)の制度についての質問です。日本の高等学校(高校)には、大まかにいくつかの種類に分類することができます。一番標準的な普通の高校である「全日制普通科高校」、主に夕方ごろから始業して夜間に授業を行う「定時制高校」通学せず自宅で在宅学習をして郵送でレポートを提出して単位を修得する「通信制高校」、学年の区切りがなく、好きな科目を選んで単位を積み重ねる「単位制高校」、普通科目だけでなく多様な専門学校的カリキュラムがある「総合学科高校」などと、大まかに分類する事ができます。ベトナムには、こういった多種多様な高校制度はありますか?ちなみに、ベトナムの高校進学率はどれくらいでしょうか?また、高校だけではなく、ベトナムならではの学校制度・学校の特徴があれば是非とも教えてください。追伸、ちなみに、私は朝から昼・夕方・夜間まで12時間体制で開講している単位制かつ総合学科の東京都立高校の出身です。その東京都立高校は、「チャレンジスクール」と呼ばれています。
アン おかむらさん、ありがとうございます。お久しぶりですね。おかむらさんのご質問にお答えして、ベトナムの教育制度について簡単にご紹介します。ベトナム教育は、5・4・3・4、つまり、小学校5年、中学校4年、高校3年、大学4年となっています。
ゴック 高校に関して、日本のように多種多様な制度ではなく、「全日制普通科高校」が一般的です。でも、地方の多くには、半日制高校もあります。
アン さて、ベトナムの高校進学率はとても高いです。教育訓練省の統計によりますと、その割合は99%を超えています。
ゴック そして、ベトナムならではの学校制度もあります。これは、少数民族出身の人々向けの「民族寄宿学校」です。これは、ベトナムの民族政策にしたがって、少数民族の人々の知的水準の向上を目指すものです。
アン 次に、福岡県、岡垣町のほかむら・しゅうぞう さんからのお便りです。
― ベトナムの声の日本語課の皆様、暑中見舞い申し上げます。さて、日本では、大相撲の7月場所がもうすぐはじまります。ベトナム出身の力士はいままでいましたか?私が見た限りは気づきませんでした。また、2020年、夏の東京オリンピックに向けてベトナムの得意とするスポーツや、期待されるメダルは何がありますか?ベトナムの中学生や高校生のクラブ活動について取り上げてもらえれば幸いです。
ゴック ほかむらさん、お便りありがとうございます。大相撲に関し、残念ながら、これまでもベトナム出身の力士はまだいません。
アン さて、東京オリンピックに関して、ベトナムの得意種目は、依然として、射撃ですね。ベトナムのホアン・スアン・ビン選手がリオデジャネイロ・オリンピックで、射撃競技の男子10mエアピストルで、金メダルを獲得したことから、東京オリンピックでも、その成績が維持されると期待されています。
ゴック ほかむらさんは、生徒のクラブ活動についても質問していますね。これについて説明しましょうか、アンさん。
アン はい。中・高校の生徒たちのクラブ活動は様々です。例えば、日本語や、英語など外国語能力向上を目指す「外国語クラブ」、音楽や、絵画、芸術などの才能をやしなうための「音楽クラブ」、「絵画クラブ」などです。
ゴック そのほうか、「チェスクラブ」や、「スポーツクラブ」、「数学クラブ」もあります。
アン そうですね。ところで、ゴックさんの子どもはクラブ活動に参加していますか。
ゴック はい。「学校のスポーツクラブ」のメンバーとなっています。サッカーや、水泳などを練習しています。続いて、東京都、西東京市のすがい・かずひろさんからの8月9日受信のメールです。
― 2022年に電力不足の危機のニュースがありましたが、経済発展による電力需要に供給が追いついていかないという経済発展が著しい国の課題を垣間見たと思いました。ベトナムの発電は火力発電が大きな割合を占めるのでしょうか。他の発電はどれくらいの比率なのでしょうか。また、太陽光や風力といったクリーンエネルギーによるものはどれくらいなのでしょうか。
アン すがいさん、メールありがとうございます。すがいさんからのご質問についてですが、ベトナムでは、火力発電は重要な役割を果たしていますが、一番高い割合を占めるのは水力発電です。その割合は47・5%です。
ゴック 火力発電も大体同じ割合を占めています。残りは、太陽光発電や、風力発電となっています。つまり、クリーンエネルギーは5%ぐらいだけです。
アン 今後、ベトナムは、太陽光発電や、風力発電、地熱発電の開発を促進する方針です。次に沖縄県、名護市のなかむら・しょうじさんからのお便りです。
― こんばんは。ここ日本ではハーブティーの一つハイボス草が注目されています。ハイボス草とは南アフリカ共和国のセダハバーグ山脈のみ栽培されている植物で、カフェインフリーハーブディーの一つです。すでに日本では複数の食品メーカーから関連商品が出ています。そこで質問です。ベトナムではハイボス草は知られていますか?
ゴック なかむらさん、お便りありがとうございます。なかむらさんのご質問についてですが、“ハイボス草”ですか。初めて聞く名前です。
アン そうですね。私も知りません。なかむらさん、今度は、その名前をローマ字で書いて、教えてくださいね。
ゴック 今週もたくさんの方からメッセージを頂きました。ありがとうございます。最後に、お名前だけでもご紹介いたします。
・ 群馬県しぶかわ市の・すずき・よしかず・さん
・ 千葉県あびこ市の・あわい・くにひろ・さん
・ 東京都みずほまちの・おの・たかお・さん
・ 東京都あだち区の・あいかわ・おさむ・さん
・ 東京都としま区の・おがさわら たかし・さん
・ 神奈川県さがみはら市の・おおかわ・たけし・さん
・ 神奈川県にのみや町の・せきもと・まさる・さん
・ 神奈川県かわさき市の・おいかわ・かずあき・さん
・ 石川県かなざわ市の・おおくち・たかし・さん
・ 岐阜県みの市の・ひらの・せいいち・さん
・ 滋賀県もりやま市の・よねだ・てつお・さん
・ 福岡県さわら区の・おおまち・たくや・さん
・ 台湾のCheng Nan Luさん
・ ロシアのDmitry Kutuzov さん