2月28日のおしゃべりタイム

2013年2月28日 | 14:31:28

リスナーと共におしゃべりタイム

リスナーの皆さんから寄せられたお便りを音楽と共にお送りするおしゃべりタイムの時間です。

ゴック こんにちは、ゴックです。

アンこんにちは、アンです。

ゴック アンさん、3月23 日に世界規模で開催される地球温暖化防止のためのイベント「Earth Hour2013」に対応し、ベトナムは「アースアワー2013」を実施しますね。

アンそうですね。「アースアワー」は、午後 8時30 分から9時30 分の1時間、照明を消すことで、地球温暖化防止に寄与する狙いがあります。政府関係庁舎、企業の建物、個人の住宅などが1時間にわたり、照明を消します。「アースアワー2013」を応援する主なイベントはハノイ市内にあるオペラハウス前の「8月19日広場」で行われます。

ゴック そうですね。その他、ハノイとホーチミン市の各大学や公共施設などでも実施されますね。では、お便りを紹介しましょうか。初めに鹿児島県、大崎町(おおさきちょう)の山之内・ゆうさんからの１月１７日受信のお便りです。

「受信状態は信号は少し弱かったですが、番組内容はしっかりと聞き取ることができました。番組は毎回楽しんで聞いています。一つ質問があるのですが、僕が通っている高校は商業の学校で、その中の情報処理科に行っています。ベトナムにはどんな種類の高校がありますか？また、どんな科がありますか？勝手なイメージですが、ベトナムは農業が盛んなので、やっぱり農業系の学校が多いのですか？又、ベトナムは私立と公立どちらの高校が多いですか？ぜひ教えてください。」と書いてくださいました。

アン山之内さん、お便り、有難うございます。山之内さんのご質問についてですが、ベトナムの高等専門学校は種類が沢山あります。

ゴック そうですね。山之内さんがおっしゃるように、農業系が沢山あります。そのほか、商業や、工業、林業、水利、水産物の学校もあります。

アンまた、ベトナムは工業化を進めていますので、溶接や鋳造など各種の職業、機械修理などを教える技術系の学校もあります。

ゴック さて、ベトナムでは主に公立学校が多いです。具体的な統計はありませんが、公立校が大多数を占めています。

アンいかがでしたか、山之内さん。今後もご質問や、ご意見、ご感想、リクエストがありましたら、遠慮しないで、お寄せくださいね。お待ちしております。次に茨城県、笠間（かさま）市のいなば・たかしさんからの１月２４日執筆のお便りをご紹介します。

「ベトナムの声放送大学日本語学科教授の皆様。いきなりふざけて書いてしまい、ごめんなさい。日本には放送大学というテレビやラジオの放送で学習する大学があります。しかし、馬鹿な私にはその内容のほとんどを理解することができません。又、日本にはEテレ＝NHK教育テレビやNHKラジオ第２放送などの教育専門放送があります。しかし、ベトナムの声日本語放送の『おしゃべりタイム』では皆様がリスナーの質問に易しくお答えしてくださるので勉強になります。今日のおしゃべりタイムは受信状態が良く、雑音が少なかったので、日本のリスナーの皆様の質問と皆様のお答えをはっきりと聞くことができました。先日、雪が降り、ラジオのアンテナがつなぎ目から切れてしまいました。数日後、直して、しかもアースも使っているので、それが良かったのでしょうか？そこで質問です。ベトナムには放送大学あるいは教育専門放送がありますか？日本語科教授の皆様（笑）お答えくだされば幸いです。」とのお便りでした。

ゴック いなばさん、お便りありがとうございます。いなばさんが私たちを日本語学科教授と呼んでいただき、冗談でも、照れくさいです（笑）

アン（笑）そうですね。日本語はとても難しいので、今も、毎日勉強していますよ。そして、記事を読むとき、アクセントが直らず、すみません。さて、いなばさんからのご質問にお答えします。ベトナムでも放送大学や教育専門放送があります。

ゴック ええ。そうですね。当放送局も第2チャンネルで教育専門放送を毎日お送りしていますよ。

アンそのほか、ＶＴＶ＝ベトナム中央テレビ局も教育専門放送を行っています。これは新しい教育モデルですが、評判は良いです。

ゴック そうですね。では、次に、東京都、大田区のくさなぎ・よしひろさんからの１月１８日受信のお便りをご紹介します。

「今年初めて放送を聴かせて頂きました。受信状態は良好でした。今日は憲法改正の話題に興味を持ちました。日本でも憲法改正が議論になっています。日本国憲法は第２次世界大戦後、アメリカGHQが監修して制定されました。このため、公民権は十分に配慮されています。一方で、戦争放棄については自衛力の定義と共に常に論議になっています。そこで憲法改正が叫(さけ)ばれています。しかし、多くの国民は憲法改正の必要性を感じていない矛盾があります。ベトナムでは在外居住者を含んで広く意見を聴いているようなので、とても良いプロセスだと思います。」とのお便りでした。

アンくさなぎさん、お便りありがとうございます。くさなぎさんはベトナム憲法改正にも関心をお寄せ下さり、感謝いたします。

ゴック 今後も、自らのご感想やご意見、ご質問などを是非お寄せくださいね。お待ちしております。

アン続いて、福岡県、おかがきまちの外村・ふみとさんからの２月５日消印のお便りをご紹介します。

「ベトナムでは安倍政権の外交ことに東南アジアにおける評価はどう思われてますか？さて、江戸時代初期、ベトナムにも日本人町があったというのは本当ですか？これから春から初夏にいたるハノイですが、まだまだ寒(かん)の戻りもあるかもしれませんので、スタッフの皆様お体大切に」と書いておられました。

ゴック ほかむらさん、お便りありがとうございます。安部首相の外交政策に関するほかむらさんのご質問は面白いですが、難しいですね。

アンそうですね。評価は様々で、個人差もありますからね。しかし、多くの意見は「アメリカを始めとする先進諸国と新興諸国がアジア外交を進めている現在、安部政権が中国との関係を改善し、ベトナムを含むＡＳＥＡＮ諸国やインドなど新興国との関係を強化する政策を取ることは正しい」としています。

ゴック そうですね。また、アメリカとの同盟関係の深化も欠かせないのですね。しかし、安倍氏は首相のポストに着いたばかりなので、いかなる評価もまだ早いと思いますね。

アンええ。私もそう思っています。今後も安倍氏の外交力の真価が問われると思います。

ゴック そうですね。さて、江戸時代初期、ベトナムにも日本人町があったというのは本当のことです。これはベトナム中部クアンナム省にあるホイアン旧市街のことです。この町はユネスコに世界遺産として認定されましたが、現在も日本人のお墓や、古い橋など日本に関連する複数の遺跡が保存されています。

では、最近、お便りとメールをお寄せくださった方々をご紹介します。

＊静岡県、藤枝市のおがわ・まさやさん

＊宮城県、塩釜(しおがま)市の斉藤・まことさん