（写真：THX/TTXVN  ）

避難民が身を寄せる北部のガザ市とジャバリアの学校だった場所への空爆では少なくとも１２人が死亡したといいます。

イスラエル軍は敷地内で活動していたイスラム組織ハマスの戦闘員を標的にしたとしています。

パレスチナの医療関係者はガザ市の住宅への攻撃では５人が死亡し、７日には合計で２８人が死亡したと述べました。

ハマス、ガザの過激派「イスラム聖戦」、パレスチナ自治政府主流派ファタハの武装部門はガザ全域で対戦車ロケット弾や迫撃砲弾でイスラエル軍と交戦したと明らかにしました。

仲介国カタール、エジプト、米国が停戦に向けた外交努力を行っていますが、交渉は難航しています。

米国は新たな提案を準備していますが、イスラエルとハマスの溝は依然として大きく、打開の見込みは薄いとみられます。

米中央情報局（ＣＩＡ）のバーンズ長官は、より詳細な提案が今後数日中に示されると述べました。

こうした中、国連当局者によりますと、一時的な戦闘休止によってガザ地区で進められているポリオ（小児まひ）予防接種は対象となる子ども６４万人のうち半分以上に実施されました。（ロイター）