(VOVWORLD) - イスラエル軍は27日、レバノンの首都ベイルート郊外でイスラム教シーア派組織ヒズボラの本部に、大規模な空爆をおこないました。
2024年9月23日、イスラエル軍の空爆後、レバノン南部で立ち上る煙(写真:ロイター) |
イスラエル軍は27日、ベイルート郊外でイスラム教シーア派組織ヒズボラの本部を狙った大規模な空爆を行いました。イスラエルメディアは、ヒズボラの最高指導者ナスララ師を標的にした可能性を伝えています。
レバノン保健省はこの空爆でこれまでに6人が死亡、91人がけがをしたと発表しました。今回の空爆は、ヒズボラとイスラエルの衝突が始まって以来、最大規模とみられています。
アメリカ国防総省の副報道官は、アメリカはこの空爆に関与しておらず、事前通告もなかったと述べました。今回の攻撃でヒズボラが反発を強めるのは必至で、イスラエル軍が地上作戦の可能性にも言及する中、紛争の激化が懸念されています。(日本テレビ)