18日、イラク軍の精鋭部隊はイスラム過激派組織IS=イスラム国から北部モスル（Mosul）を奪還する軍事作戦で同部隊はISが「カリフ制国家」の樹立を宣言したモスク（イスラム礼拝所）まで迫ったと明らかにしました。

イラク軍は既に今年1月、チグリス川で東西に分かれたモスルの東部奪還に成功しました。先月19日に、イラク都市部におけるIS最後のとりでであり旧市街を有する西部の奪還作戦を開始しました。西部は東部よりも面積が狭く人口が密集しています。

イラク内務省傘下にある即応部隊の司令官らは、旧市街は人口が密集し路地が入り組んでいるため進撃の速度は遅いが中心部で新たな成果をあげていると語りました。