イランのザリフ外相（写真：ロイター/TTXVN）

イランの国営テレビはニューヨークに到着した際のザリフ外相の発言として、「米国が核合意を離脱した場合、イランにはいくつかの選択肢がある。イランの反応は、好ましからぬものになるだろう」と伝えました。

イランは２０１５年、米国、フランス、ドイツ、英国、ロシア、中国との間で、核兵器開発につなげないための核プログラム制限と、見返りとしての一部制裁解除で合意しました。大半の制裁は、２０１６年１月に解除されました。

アメリカのトランプ大統領は、欧州の調印国に対し、合意の「ひどい欠陥」を５月１２日までに修正しなければ米国は制裁解除延長を拒否すると表明しています。

イランは、参加国が合意を尊重するなら順守しますが、米国が離脱した場合は「破棄する」としています。