インド首相、ベトナムとの関係を評価


ベトナム公式訪問を前に、インドのモディ首相は記者団のインタビューに応え、その中で、「ベトナムは、インドのルックイースト外交政策において、重要な柱である」と強調しました。

モディ首相は、「今回のベトナム訪問は、政治や、経済、貿易、文化、人材開発、科学技術、宇宙技術研究、国防・安全保障などの分野での両国間の協力と友好関係の強化を目指すものである。訪問期間中、双方は両国関係に関連するあらゆる問題を討議し、その中で、経済協力は重要な議題となる」と明らかにしました。

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(写真:Tass)


また、「現在、インドからベトナムへの投資は11億ドルにとどまっているが、今後、インドはその投資を強化したい意向がある。具体的には、インドのタタパワーグループはベトナムの出力1320MWのロンフー火力発電所第2フェーズにおよそ22億ドルを投資する計画がある」としています。

さらに、「インドはベトナムからの投資を呼びかける」と語りました。インドのルックイースト外交政策に関し、モディ首相は、「インドは、政治、国防・安全保障、テロ対策などの分野で各国との協力を強化したい意向にあり、そして、ベトナムは欠かせない役割を果たしている」と強調した上で、「2017年は、両国が国交樹立45周年や、戦略的パートナーシップ樹立10周年を記念する年で、両国にとって、重要な意義を持つ」と述べました。

 

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