5日から7日にかけて、フランスのオランド大統領はベトナムの国賓訪問を行ないます。この訪問は2013年に両国が締結した戦略的パートナー関係を具体化させ、政治、外交、国防・安全保障、貿易、投資、科学技術、教育養成などの分野における協力方向を定めるためのものです。
(写真:
Cameronian)
フランス大統領によるベトナム訪問は2004年に行われたシラク大統領のベトナム訪問以来、12年ぶりのことです。訪問にあたり、オランド大統領はチャンダイクアン国家主席と会談する他、ベトナム共産党、政府、国会の指導者と会見を行う予定です。
なお、現在、フランスはEU=欧州連合におけるベトナムの5番目の貿易相手国です。2015年、ベトナムとフランスとの取引総額は43億ドルに達しました。ベトナムに対する投資に関して、フランスはベトナムに投資総額34億ドルを投資しており、対ベトナム投資国の中で、第16位となっています。