クアン国家主席、シンガポールの環境水資源大臣と会見
クアン国家主席(右)とシンガポールの環境水資源省のマサゴス・ズルキフリ大臣(左)
24日午後、ハノイで、チャン・ダイ・クアン国家主席はベトナムを訪問中のシンガポールの環境水資源省のマサゴス・ズルキフリ大臣と会見を行いました。
会見で、クアン国家主席は「ベトナムは常にシンガポールとの関係強化を重視している」と強調した上で「ベトナムは環境保護を差し迫った問題と見なしている。ベトナムは経済社会の持続可能な発展を促進しながら、環境保護に配慮している。ベトナムは環境や水資源の管理に関して、シンガポールの経験を学びたい」と明らかにしました。
一方、ズルキフリ大臣は「環境汚染は一カ国ではなく、近隣諸国や世界全体に影響を与える。」と述べると共に「今年末ケニアの首都ナイロビで開かれる環境に関する国連の会議で、ベトナムを始め、ASEAN=東南アジア諸国連合は環境保護に関するASEANの立場を言明するよう」提案しました。