(VOVWORLD) -30日、サウジアラビアの首都リヤドで、ファム・ミン・チン首相はサウジアラビアの投資企業、SALIC社のCEOであるスライマン・アイルマイ氏、および戦略ディレクターであるモハメッド・アル・オバイド氏と会見を行いました。
会見で、チン首相はベトナムとサウジアラビアとの関係が良好に発展し、相互信頼が深化していることは両国の企業が協力を拡大させるための強固な基盤であると強調するとともに、現在、経済協力は政治関係の良好な発展に見合ったものになっていないと明らかにしました。
チン首相は農業がベトナムの得意分野であることから、SALIC社がベトナムのハイテク農業分野に投資するとともに、ハラール食品産業を始め、種子、肥料、飼料などの分野における協力の強化を期待していると述べました。
一方、SALIC社のCEOであるスライマン・アイルマイ氏は「SALIC社は子会社を通じて、ベトナムに投資している。SALIC社はコメ、飼料、家禽肉の生産、水産物の養殖、農産物加工などの分野においてベトナムとの協力を強化することを望んでいる」と述べました。