トー・ラム党書記長・国家主席の各国訪問に歴史的意義
(VOVWORLD) - 8日正午、モンゴル、アイルランド、フランスの訪問、および第19回フランコフォニーサミットへの出席から帰国したトー・ラム党書記長・国家主席とベトナム代表団を乗せた専用機はハノイのノイバイ国際空港に着陸しました。
写真撮影:Minh Nhat
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今回の外遊について、ブイ・タイン・ソン外相は記者団の取材に応えた際、ベトナムの指導者によるモンゴルへの国賓訪問は16年ぶり、アイルランドへとおよそ30年ぶり、フランスへは22年ぶりとなった。また、党書記長・国家主席がフランコフォーニーサミットへの出席は初めであると明らかにしました。
トー・ラム党書記長・国家主席の外遊はベトナムと3か国との関係に歴史的節目となり、ベトナム・モンゴルの包括的パートナーシップ、アイルランドとの大学教育に関する戦略的パートナーシップ、およびフランスとの包括的な戦略的パートナーシップの確立が図られました。特筆すべきはアイルランド駐在ベトナム大使館が開設され、両国関係に新たな発展段階を切り開き、同国在住ベトナム人コミュニティの期待に応えるものです。
また、トー・ラム党書記長・国家主席は第19回フランコフォニーサミットで演説を行い、多国間主義に対する強い支持を表明するとともに、共通の試練への対応や科学技術のメリットの活用におけるフランコフォニー国際機関の重要な役割を強調しました。さらに、サミットへの参加を機に、トー・ラム党書記長・国家主席はフランス語圏諸国や国際組織の指導者と個別会見を行い、ベトナムとこれらの国々、および国際組織との協力の強化について話し合いました。