トー・ラム党書記長・国家主席 キューバの指導者らと会見
(VOVWORLD) - 現地時間の26日午後、キューバの首都ハバナで、トー・ラム党書記長・国家主席は、キューバの マヌエル・マレロ首相と会見を行ないました。
(写真: TTXVN) |
席上、ラム党書記長・国家主席とマレロ首相は、これまでの両国間の協力成果について話し合うほか、あらゆる分野における双方の協力関係の効率性の向上を目指す具体的な措置や方向性について協議しました。
マヌエル・マレロ首相は、「キューバは同国に進出しようとするベトナム企業に好ましい条件を提示する」と確約しました。一方、ラム党書記長・国家主席は、「両国が貿易協定を最大限に活用し、今後5年間で両国間の貿易取引総額を5億ドルに増加させるため、努力するよう」要請しました。また、両指導者は、農業や食品加工、医薬品、バイオテクノロジー、医療サービス、通信、司法、観光、建築、交通、ハイテク、デジタルトランスフォーメーション、イノベーションなどのあらゆる分野において協力を拡大することで一致しました。
同日、首都ハバナにある国会議事堂で、ラム党書記長・国家主席は、キューバのエステバン・ラソ・エルナンデス人民権力全国会議(国会)議長と会見しました。会見で、ラム党書記長・国家主席は、キューバを最大限に支援・支持し、キューバへの経済制裁の解除を求めるというベトナムの党と国家、国民の終始一貫した立場を再確認しました。
一方、エステバン・ラソ・エルナンデス人民権力全国会議(国会)議長は、「キューバは常に両国の党と国家、国民の友好関係・特別な団結・包括的協力を重視しており、この関係をさらに深化させたい意向がある」と表わしました。また、両者は、ベトナム・キューバの友好関係・特別な団結・包括的な協力の強化を目指し、両国議会間の協力の効率化のための幾つかの主要な方向性について協議しました。