ハノイ博物館 日本の建築士が復旧した古い村の門の模型を受ける
16日午後、ハノイ博物館は、佐賀市の1級建築士江島明義(70)氏から、ハノイ郊外にある伝統的村ドゥオンラム村のモンフー集落の門の模型を受けました。
この模型は、江島さんが日本と東南アジア地域の木を使って復旧したもので、そのサイズは実物の10分の1です。この模型は組み立てが簡単で、伝統的な村の門の保存事業で教材として使われます。
なお、寺院や神社など伝統木造建築の設計が専門の江島さんは、17世紀以降の農村集落が広がるベトナム北部ドゥオンラム村の景観保全に貢献したとして2004年にはベトナム政府から文化事業のための記章を受けました。